図書目録マツオカ ヨウスケ ト ソノ ジダイ資料番号:000023562

松岡洋右とその時代

サブタイトル
編著者名
ルー デビッド J 著者/長谷川 進一 訳者
出版者
ティビーエス・ブリタニカ
出版年月
1981年(昭和56年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
454p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ma86
保管場所
閉架一般
内容注記
【Matsuoka Y〓suke and his times,1880-1946.・の翻訳】
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 山口における少年時代
室積村
松岡家
少年時代
渡米の決意

第二章
アメリカ--最初の経験 太平洋北西岸における牧歌的な日々
オレゴン大学
松岡の初期アメリカ時代の意味
一八九〇年代のアメリカ
オレゴン州の日本人社会
アメリカ人と日本人
開拓者精神--ターナーと松岡

第三章 中国・ロシア・アメリカ駐在外交官時代
外交界に入る
松岡と中国
山本条太郎、上海及び経済浸透
大陸経営と満州
アメリカ、ロシア、満州
中国における経験--一つの評価
結婚及びペテルブルクへの赴任
ワシントン大使館時代
第一次世界大戦及び二十一ヶ条問題

第四章 東京からベルサイユへ
東京で「賜暇」
霞ケ関での情報活動
本野外相とシベリア出兵
シベリア経済開発計画
松岡と幣原
中国問題に対する新しい接近の仕方
ベルサイユ会議の情報部長
山東問題
アメリカ宣伝の旅

第五章 満州の鉄道政策
満鉄入りの理由
張作霖との交渉
鉄道によるソ連の封じ込め
張作霖問題をめぐる幣原との論争

第六章 革命中国、満鉄と日本の政治
北伐と政友会
中国実情視察旅行
革命的中国の印象
中国への新しい対応
蒋介石と政友会
満鉄副総裁へ
田中の大陸政策の矛盾
済南事件と田中と松岡
張作霖の爆死
松岡の二度目の満鉄経験のもつ意味

第七章 政友会の政策と上海停戦交渉
選挙に出馬
新人議員
満州事変と犬養内閣
上海停戦協定

第八章 国際連盟脱退
内田外相の政治的課題
松岡、国際連盟代表に任命される
東京出発、モスクワ滞在
ジュネーブの新しいやり方
大国と小国
和協努力の失敗
日本政府と国際連盟との意見の対立
何故の脱退か
アメリカの旅
英雄の帰国
ジュネーブの尊い教訓

第九章 政党解消運動
政党解消運動の出発
松岡の行動--出版と遊説
青年組織と究極の目的
政界の同僚たち
解消運動の失敗
満州への出発

第十章 満州国、関東軍、満鉄
関東軍と満鉄
満州国政府と満鉄
満鉄についての松岡の展望
中国北部の開発計画
満鉄の改組--第一幕
支那事変と満州重工業
その他の満鉄の活動

第十一章 霞ケ関の主人となる
新しい政治計画
近衛文麿への傾斜
荻窪会議
松岡旋風

第十二章 ドイツとの同盟
交渉への準備
大島浩とハインリッヒ・スターマー
対独交渉開始
御前会議と調印式
政治的評価

第十三章 松岡の大経綸と中国、東南アジア
重慶交渉の背景
松岡と銭永銘工作
松岡の中国観--一九四〇年
南洋局
北部仏印
仏印との経済協定
タイ・仏印国境紛争の調停
蘭領東インド
松岡の大経綸と中国、東南アジア

第十四章 外相訪欧と日ソ中立条約
モスクワへの道
ナチスの都で
ローマとバチカン
ベルリンへの帰還
日ソ中立条約
松岡の大経綸における中立条約
東京への帰還

第十五章 苦難の道--日米交渉
ルーズベルトの三選妨害
グルーと松岡
野村大使の任命
ウォルシュ=ドラウトの私的外交
「日米諒解案」
松岡の帰国と対決
ワシントン訪問--果たせなかった一つの夢
ドイツ、ソ連を攻撃
松岡放逐の回顧

第十六章 晩年、東京裁判、死
最後の抵抗
戦犯に指名されて
自分自身の弁護のために


第十七章 反省と評価
中国、満州と日本の生命線
アメリカへの接近
松岡とアメリカ
成功と失敗--一つのバランスシート
人柄

参考文献・索引

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