図書目録ユガワラ シュウゲキ資料番号:000023475

湯河原襲撃

サブタイトル
編著者名
河野 司 著者
出版者
日本週報社
出版年月
1965年(昭和40年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
240p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ko76
保管場所
閉架一般
内容注記
河野寿ほかの肖像あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

湯河原襲撃
第1部 蹶起から叛逆まで
「天誅」に法も罰もなし
“一足先きにやりますよ”
渡満前にクーデター決行
牧野伸顕伯の動静を探る
牡丹雪ふる暗夜の湯河原
午前二時、営門を通過す
隊員に蹶起趣意書を読み上ぐ
炎々と燃え上る伊東屋別館
女装の牧野伯、脱出に成功
傷ついた身を熱海衛戍病院へ
「騒擾部隊」へと逆転す
親友・末吉中尉との奇遇
形勢逆転
第2部 大義と愛情と
「弟も必ず渦中にある」
残雪の街を一路湯河原へ
事件は終った
ご心配かけてすみません…
夢にも思わなかった叛徒に
今はただ「一死」あるのみ
皆川巡査にはあの世で謝罪
寿兄上様ニ御願申上ゲマス
“驚く妓があるだろうな”
死への準備整う
生別の酒宴
下着の中にナイフを包む
「安らかに死んで下さい」
一刀、二刀、さらに数刀
「まだ切れていませんか…」
意外にも盛大な“密葬”
雪に蹶起し、また雪に眠る
弟正五について
河野寿・遺書集
野中大尉自決の真相
目をつぶって祈る連隊長夫人
大佐の口から、かすかに溜息
野中はよく言うことを聞く男だった
自決か法廷闘争か
このままでは死ねません
こみあげる熱涙
西郷の教訓にうなだれる
野中、とうとう死んでくれたか
安藤大尉“血染の白襷”(伊藤葉子)
山王ホテル接収
アンパンで餓えをしのぐ
叛乱兵士のムスビをつくる
ものものしい機関銃の放列
ガンとして説得に応ぜず
部下思いの安藤大尉
『吾等・六中隊の歌』斎唱の中に自決図る
託された血染の白襷
ものものしい戒厳令
憲兵隊に調べられる
一本五十銭の酒で最後の宴
安藤大尉“血染の白襷”の後日譚
二・二六事件の謎
『陸軍大臣告示』の謎
特別軍法会議と秩父宮殿下の謎
秘かに贖罪した勾坂検察官の余生
“邪魔者は殺せ”の暗黒裁判
二・二六事件の軍資金を探る
デマの元凶は軍当局
蹶起までの準備資金
蹶起後の四日間軍に踏倒された『幸楽』の飲食代
湯河原襲撃隊の資金はたった百円
判明している入手資金
入手資金一覧表
事件のあとをとぶらえば
岡田首相、奇蹟の生命びろい(梅田良和)
一兵士の思い出
血祭りにあげよ君側の奸
小使いの不思議な言葉
押入れの秘密
宇治野時参軍曹のこと
ある下士官の物語
宇治野軍曹と私
江戸川堤の旧家
襲撃失敗の責任に悩む
二十二士之墓と宇治野君
宇治野君の死
『二十二士之墓』と賢崇寺
遺族への迫害
分骨を賢崇寺へ
仏心会誕生
仏心会の再興と合同埋葬の実現
河野寿大尉追悼
弟・河野寿の思い出
生い立ち
父の教育
任官と父の死
憂国の快僧“東祖心”
母の死とその影響
永田鉄山少将をねらう
再び所沢飛行学校へ
母の一周忌
星霜三十年(元陸軍中将・故徳川好敏)
従容東天を拝して割腹(元三島憲兵隊長・宮内善則)
難局に進んで当る正義漢(陸士四〇期同期生・田辺俊雄)
口絵あり

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