図書アリスエ キカンチョウ ノ シュキ000023390

有末機関長の手記

サブタイトル1~10
終戦秘史
編著者名
有末 精三 著者
出版者
芙蓉書房
出版年月
1976年(昭和51年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
338p
ISBN
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/A76
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり 参考文献:p.334
和書
目次

序 松下芳男
序にかえて 吉積正雄
第一部 風雲急を告げる市ヶ谷台
和平への模索
原子爆弾広島へ落ちる
急いで現地調査へ飛ぶ
大本営へ第一報を
焼野ケ原の広島市
騒然たる参謀本部
終戦前夜
天皇、直々のご放送
阿南陸相の自決
市ヶ谷台の混迷
第二部 日本本土に占領軍飛来
運命の厚木委員長に任命
河辺ミッションのマニラ派遣
河辺代表の報告
厚木委員長任命の経緯
米軍第一陣の受入れ準備
形勢不穏な厚木飛行場へ
飛行機の残骸くすぶる滑走路
連合軍から“天佑”の飛電
あわただしかった四十八時間“時の流れ”の偉大な力
深夜に準備を急ぐ
米軍先発隊、緊迫の飛来
テンチ大佐、虚をついて着陸
飛行場天幕内での一時間
米兵、ビールをラッパ飲み
パーフェクト・サティスファクトリ……(完全なる満足)面くらった俘虜患者輸送
進駐軍本隊の着陸、いよいよ明日に迫る
準備した自動車、米兵に盗まる
マッカーサー元帥出迎えの準備
マッカーサー元帥、ついに日本へ第一歩
進駐軍本隊、続々着陸
舞台は厚木から横浜へ
忘れ得ないテンチ大佐とバワーズ少佐
GHQと対峙した横浜の二十日間
死せる街・横浜に米兵横行
地獄でホトケに会う
ミズーリ号上、降伏文書の調印
軍刀問題と投書人士の暗躍
進駐軍兵士による治安の撹乱
外地の軍隊と居留民の引揚げ
占領政策の強行を拒否
連合軍の調査第一号
A級戦犯容疑者のの出頭
アイケルバーカー中将の横顔
東久迩宮の激励
ウィロビー将軍との最初の出合い
第三部 占領軍G2と有末帰還の情報活動
有末帰還、激動の八ケ月
舞台は横浜から東京へ
機関の全貌
日本政府の早トチリ
戦犯容疑者の指命出頭
比島の戦犯裁判
建軍七十年、その最期
旧雨今雨交々到る-彼我陣容の変化-
加藤辰弥さんという人
米・ソ対立の渦
戦略調査、戦犯調査、入り乱れる情報
対米協力機関の萌芽
共産系政治犯釈放とアジ放送の奨励
民間家屋の接収とワシントン・ハイツの誕生
世相混沌、人心沈滞の中で
北海道の燻製鮭
GHQ正面にメリーXマスのネオン
マッカーサー元帥のお年玉
偽名「マッカーサー」軍曹
ウィロビー少将の友情
米軍内部の軋轢
有末機関の消滅
私に対する内外の批判
復員省の編制替えと有末機関の終焉
第四部 米ソ冷戦激化の時代へ
私の戦犯容疑問題
私自身容疑の調査
検事側の証人として
弁護人側の証人として
朝鮮戦争の勃発
仁川と永興湾に上陸を示唆
マッカーサー元帥の解任とウィロビー少将の離日
本土再建復興のきざし
駐留軍の顧問を辞任
世界一周老いの巡礼
私の第三の人生