学徒動員のころ

第一章　学徒出動－入所の頃
学徒勤労動員壮行会
ススメ　ススメ　ヘイタイ　ススメ
動員への経緯
入所式（五月八日）と感想文
訓練所（五月十七日）
登校日
職場配属
男女学徒の一日と引率の先生
工場に出動した偽らぬ感想（六月十三日）
監督官と三高生
慰問と歌唱指導
一般国民の防空演習
退避訓練（六月）
サイパン島玉砕（七月七日頃－十八日発表）
学徒の事故と先生
第二章　勤労強化と戦局
学徒勤労令（八月二十三日）と生産向上
報奨金と食糧
十一工場と洲本中学生
学徒の配属と仕事
和歌山県からの女学生
和歌山県からの中学生
脱寮事件
動員のこぼれ花
「学」の字と藁ぞうりと芽生え
人文字
戦況の緊迫と兵役十七才（十月十八日）
神風特別攻撃隊
軍歌
体力低下と除隊者
第一回女子学徒練成会（十一月二十六日）
卒業予定者の勤労動員継続
東南海大地震・神風鉢巻・慰安隊等
「キー四五」と「キー一〇二」の性能
学徒号（十二月二十一日）
寒さの中での仕事と話題
警備体制と徹夜作業
第三章　工場爆撃、民間空襲
勤労学徒と寮生活
白紙事件
明石工場爆撃（一月十九日）
被害と復旧作業
登校、警報、受験勉強
再出動（二月十四日）と受験（二月二十日）
第三回練成会
ロマンチックな歌
代用品と不良部品
円陣と予科練と三高生
神戸大空襲（三月十七日）
硫黄島玉砕（三月十七日）と民族意識
卒業式
報奨金と貯金と封鎖
第四章　卒業後の学徒、空襲、終戦
授業停止と逆らえぬ流れ（四月）
結婚問題
鍬方先生の短歌
神戸大空襲（六月五日）
みんなの体験
明石公園誤爆（六月九日）
沖縄（六月二十三日）
工場再爆撃（六月二十二日、二十六日）
義勇兵役法（六月二十三日）と都会脱出
新型爆弾投下（八月六日）
ソ連侵攻（八月九日）
国土防衛軍（ゲリラ訓練）
玉音放送（八月十五日）と国民