図書目録ニホン キョウサントウ スパイ エム資料番号:000023190

日本共産党スパイM

サブタイトル
謀略の極限を生きた男
編著者名
小林 峻一 著者/鈴木 隆一 著者
出版者
徳間書店
出版年月
1980年(昭和55年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
286p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/I28
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 最後の賭け-熱海事件と非常時共産党の壊滅
路上会談
三二年テーゼと全国代表者会議
綱を張る特高警察
会議中止の決定
地方代表の熱海集結
毛利特高課長の謀略
家族ぐるみの内偵作戦
空前の検挙態勢
出動命令
焦る毛利
奇妙な宴会
Mの妨害工作
特高の「決死隊」
完全包囲
轟く銃声
全員検挙
党中央幹部の連続逮捕
Mの野望と挫折
第二章 モスクワへの道-生い立ちからクートベ留学まで
没落士族の秀才少年
故郷出奔
左翼思想への傾斜
東京合同労働組合に身を投じる
寡黙なストライキマン
最初の偽名
渡政との出合い
クートベ留学の推薦
神戸からの密航者
ウラジオからモスクワへ
共産戦士としての訓練
得体の知れない男ヒョードロフ
渡政の死
風間丈吉とのヤルタ旅行
クートベ卒業
第三章 転回点-武装共産党時代
武装共産党とM、田中清玄の逮捕
スパイ小曾根の暗躍
張り込みで検挙されたM
スパイの条件
なぜMはスパイになったのか
第四章 背信と謀略-非情時共産党の再建と躍進
風間との再会
非常時共産党の発足
査問事件
コミンテルンと非常時共産党
ヌーラン事件
スパイ三船とMの謀略
党史上最大の躍進
“テク”の改組と大衆化路線
シンパ資金網の確立
文化団体の組織化
党幹部奪還計画
尹基協射殺事件
第五章 闇の帝王-銀行ギャング事件
非常手段による資金獲得
家屋資金局の発足
戦闘的技術団
事業部と赤色ギャング団
“エロ班”の色仕掛け作戦
美人局事件
銀行ギャング計画
スターリンにならえ
不動銀行襲撃未遂事件
第二次襲撃計画も失敗
武器購入資金のために
標的は川崎第百銀行大森支店
長い一日
強奪金の分配
当局の追及と連続検挙
中国銀行襲撃計画の挫折
Mの思うがままに
スパイの鉄則
日本のアゼフ
家屋資金局の崩壊
スパイ使嗾の天才・毛利基
第六章 転生-熱海事件以後、死まで
“報償金”を手に
待合「入船」のマーさん
初めての所帯生活
兄宛ての手紙
北海道から満州へ
終戦と戸籍改鼠
悠然たる生活不能者
妻の死
一つの結論-『空間論』

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