図書ソエダ アゼンボウ ソエダ トモミチ チョサクシュウ000022812

添田唖蝉坊・添田知道著作集 2

サブタイトル1~10
浅草底流記
編著者名
添田 唖蝉坊 著者/添田 知道 著者
出版者
刀水書房
出版年月
1982年(昭和57年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
282p
ISBN
NDC(分類)
779
請求記号
779/So21/2
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

1 浅草朝から夜中まで
沈んでゐる塵芥箱・五時
仲見世の朝口上・六時-九時
開 館・十時
鳩の豆を売るお婆さん・十一時
古めかしき木馬・十二時
花屋敷・一時
一回の終り・二時
楽屋地獄・三時-四時
飯屋風景・五時-六時
生き物のごとく・七時
ビキ-ワリビキ・八時
路傍芸人・九時
松葉杖とはやり唄・九時半
ハネ-円タク群・十時
予言者アビル・九時-十一時
生の戯曲「どん底」・十二時
抜けがら・一時
2 浅草鳥瞰図
地下鉄タワー
ちんや
売占者のテント
粂平内堂
仏教伝道館
カジノ・フォーリー
伝法院の庭園
団十郎の銅像
水族館屋上から
瓜生岩子
ただの活動
愛玉只
絵本売り
射 的
自転車預り所
路傍芸術-十銭の肖像画
モーロー車夫
傘売り
ポン引き
掏摸のアメクジ
吾妻橋
3 六区展望
浅草の「衆愚」
常磐座と彼女
東京倶楽部のセコハン
大東京・米を貰ひに
三友館に出た五一郎
音羽座の民謡とレビュー
一流館と中売り
交番と景気
万盛座ヴァラエティ
大盛館のゴリラ
消える下足番
日陰の便所番
従業員の親方
4 舌端をゆくもの-食い物屋
飲食の合理化?時代
牛肉、鰻、天ぷら
三五銭のビール、支那料理、鮨
簡易食堂の全盛
安価食堂の元祖
円タクが食ふ夜明し店
5 吼えろカフエー
ゴミの上に畸型を守れ
酒と女の中心
群小カフエー街
軽い財布には軽い憩ひを
6 大衆の食卓-屋台店
広小路の屋台陣
焼鳥の弁
お座敷天ぷらは屋台の真似だ
7香具師の群れ
路傍を埋むる香具師
「どぜう」と「もつれる足」
瞞着者の哲学
大ジメ師の漫談
路傍のキンケン奨励
法螺貝を持った行者
源水こま廻しガセ原田
公園に於ける親分
「バイ」の三態
8 浅草は性欲の廃墟?
集団は散乱する
女優の売春とパンタライ社
享楽座の宣言
どッちがどッち
ラ・バリエテ・デビキウルのぷろろぐ
猟奇者と浪さん
金をとらなきゃ悪い事じゃない
女乞食おさい
タンクの下の化けもの
変態性欲者の群れ
9 浮浪者の天国
数学の馬鹿
ヅケ集めの贅沢
「帰郷」と「下駄」
塵芥溜に生きる
エス公とヒッパリの会話
バカ、バカ、バカ
テム公とヤリカン
「新公園」と「金歯」
浪浪行進曲
10 乞はない乞食
指がなくて三味線を弾く男
風琴と老人
慈善心を食ふ
哲学者の乞食
11 女給行状記
(A)気の抜けた冒険
あけっぱなした女給
(B)テケツの恋
女給素描
12 ノミ屋・門付・喧嘩
神谷バーから乞食バー
執拗な小娘ども
外で寝る方が気持がいいよ
誰が喧嘩してるのだ
13 玉の井風景
私娼に届く手紙一束
14 浅草をうたった流行唄
字あまり
越後獅子
浅草市の
ドンガラガン節
仙台節
チョイトネ節
ハットセ節
チョイトチョイト
パイノパイ
浅草行進曲
シャレ歌
15 観音の由来
16 浅草の伝説
17 仲見世の沿革
18 浅草つれづれ話(竜雨)
連鎖劇-女形
路上一幕
ヘベライ先生
伝法院の台所
敷石と火事
深沢恒造
楊枝店の銀杏娘
九十九川
大黒を盗む
羽子板の似顔
じ う
助六の販売価格
声色屋
宝井馬琴
紅葉山人の父
みの市
19 浅草にないもの・その他
観音堂の修繕に呪詛あり
「浅草」を甦らせ
[解説] 浅草と『浅草底流記』・小沢昭一