新宮市史
はじめに 新宮市長(谷泰雄)
序文 文学博士(中村直勝)
序章 ふるさと新宮
地勢と地質
気象
浮島の生成
第1章 古代新宮の息吹き
縄文・弥生の文化
縄文式文化の遺跡と出土遺物
弥生式文化の遺跡と出土遺物
大和と熊野
大和朝廷の成立
大和朝廷の確立と熊野地方
交通路の発達
熊野三山の成立と修験道
熊野三山の成立
修験道と熊野
熊野信仰の発展とその組織
熊野参詣のひろまり
熊野参詣の組織化
第2章 動乱の中世と新宮
院政時代の熊野新宮
熊野別当の系譜
承久の乱と熊野新宮
南北朝時代と熊野新宮
熊野七上綱時代
戦国時代と堀内安房守氏善
天正、文禄検地と北山一揆
第3章 藩政下の新宮三百年
新宮藩政の展開
浅野忠吉とその時代
水野家歴代の治世一斑
産業・交通の発展と熊野参詣の大衆化
近世木材業の動勢
回船と伝馬
三山貸付業の顛末
霊場巡礼の盛況
庶民生活の諸相
農民の生活
漁民の生活
庶民の日常あれこれ
鍛冶職の変遷
水野忠央とその時代
水野忠央の人と業績
水野忠央の評価
第4章 近代新宮の発展と苦悩
明治の諸変革
地方自治制
土地制度の改革
株・座の廃止と産業・経済の振興
治安機構の整備と徴兵令
教育の改革
郵便制度の改革
近代木材業の伸展
明治前後の林業
明治後期の林業
教育の整備と拡充
小学校の発足と沿革
国家主義教育の展開
明治の災害と社会生活の変転
明治の災害
明治の風俗・生活
「大逆事件」と新宮
文芸・思想の動向
「大逆事件」
第5章 新宮現代史の展開
交通・通信の新生面
道路の発達
陸上交通機関の変遷
水上交通
通信業務の拡張
風雪下の労働者・農民
社会運動および労働運動の曙光
労働者・農民運動の系譜
争議とメーデー
転換期の木材業界
大正期の林業
昭和前期の林業
新宮市の誕生
新宮・三輪崎両町の合併
市制施行
大正-昭和前期の文化・教育
文化・教育の状況
戦時体制下の教育
東南海地震
大震災発生
市民あげての復興へ
「戦後」の試練とその克服
どん底の市民生活
南海道大地震
復興期の社会・労働運動
教員組合結成とその活動
農地改革と農民生活の変遷
復興期の教育・文化と市民活動
復興と木材
高田村との合併
合併への道
合併実現
新宮木材史の新展開と今後
協業化の推進と「外材」の激増
林業の基本課題
筏流しと流木
電源開発と補償問題
流通組織の変動とその対策
営林署と国有林
港と木材
「新宮木協」と業界の動向
木炭
市民すべてのしあわせを求めて
労働・教育運動の新段階
差別をなくする教育、差別なき地域社会をきずくために
健康で平和な市民生活をきずくために
観光事業の推進
財政再建
第6章 郷土の誇り
新宮市名誉市民
熊野速玉大社の古文化財
国・県・市指定文化財
伝承と行事
徐福の墓
祭行事
結章 未来に生きる郷土新宮
長期総合計画について
将来の展望
計画の基本構想
広域市町村圏計画について
年表・参考資料有