岐阜市史 通史編 近世
第1章 統一政権の成立と岐阜地区
織田信長と岐阜城
信長近江の安土城へ
本能寺変後の岐阜城
関ケ原合戦
城下町岐阜
第2章 岐阜地区の諸領主の成立と変遷
幕府直轄領
大久保長安の美濃経営
美濃代官(郡代)の支配
大垣藩預所
旗本領(采地)
居倉青木氏
則松植村氏
今ケ淵奥山氏
佐野織田氏
村山織田氏
芥見金田氏
上土居向坂氏
洞村曾我氏
芦敷戸田氏
薮田西尾氏
彦坂前田氏(一)
彦坂前田氏(二)
御望松平氏
今ケ淵三淵氏
芥見室賀氏
則松山本氏
加納藩
奥平氏三代
大久保氏一代
戸田氏三代
安藤氏三代
永井氏六代
高富藩
本庄氏一〇代
尾張藩(国外藩)
磐城平藩(国外藩)
安藤氏七代
第3章 美濃における幕藩体制の成立
幕藩制的支配の開始
関ケ原戦役後の岐阜
幕藩制的支配の起点
加納藩制の成立と展開
農村支配の努力
藩制の整備
美濃における尾張藩領の設定
岐阜の編入
百姓と村-兵農分離の社会
検地と石高制
村と百姓-頭分制の成立
第4章 加納町・岐阜町の成立と展開
加納町の成立と構造
宿駅の創設
町場の発展
尾張藩岐阜町の性格
城下町の遺産
尾張藩岐阜奉行の支配
岐阜町と加納町
岐阜町の流通機構
地廻り経済圏の支配
岐阜町と加納町の対立と依存
第5章 商品経済の展開
農業
農村工業
岐阜縮緬
美濃縞
加納傘
在郷商人の成長
岐阜町の乾物商人
美濃縞・縮緬商人
商品流通をめぐる争論
特権的流通統制の崩壊
国産専売制の推移
長良川を利用する商品流通
第6章 水と住民生活
水害と治水
絶え間ない水害
治水の努力と苦心
各河川の治水
境川流域の治水問題
長良川流域の治水問題
用水の歴史
山県用水
席田用水
忠節用水
第7章 長良川
長良川役所
長良川役所と役銀
長良川役所付問屋とその性格
長良川の鵜飼と鮎鮨
尾張藩の鵜飼政策
鵜飼制度の変質
第8章 かわりゆく村と町
村の行・財政のうつりかわり
村政の変化
村財政の推移
飢饉と村人
天明の飢饉と救米
天保の飢饉と救米
村方騒動と頭分騒動
河渡村の村方騒動
木田村の頭分騒動
農村と農民生活
階層構成の変化
農村社会の広がり
農民生活
宿場町の疲弊
加納宿
河渡宿
町民生活
岐阜町の繁栄
岐阜大火と火消組
岐阜町民の生活
加納町と町民生活
加納大火と消防制度
第9章 諸文化の発達
漢学・詩文
創始期
興隆期
国学・和歌・狂歌
国学
和歌
狂歌
心学
和算(数学)・蘭学(医学)
和算(数学)
蘭学(医学)
俳諧・狂俳
芭蕉出現までの俳諧
岐阜の俳人
加納と地方の俳人
美濃派の成立
美濃派の道統継承
美濃派の分裂
狂俳
農民意識-頭分制を中心として
民俗芸能
第10章 寺社と庶民信仰
天台宗・真言宗
浄土宗
臨済宗・曹洞宗
黄檗宗・普化宗・日蓮宗
真宗
河野門徒の発展
掛所の設置と美濃門徒
異義事件
神社と祭礼
庶民信仰
第11章 領主支配の変質
年貢と村落構造の変化
年貢の変遷
村落構造の変化
地主の動向
藩政の展開と農民一揆
加納藩の作目付
宝暦~天明期の藩政
水災害などの区作と一揆
寛政の地改め
磐城平藩政と長森騒動
磐城平藩美濃領の成立と藩政
長森騒動
博奕目付の設置
磐城平藩の天保改革
旗本の領知支配とその変質
領知支配と領主財政
財政破綻と領主支配の後退
第12章 幕末期の社会情勢
幕末期における諸藩の財政改革
磐城平藩の財政改革
加納藩の財政改革
高富藩の財政改革
農民運動の展開
高富藩嘉永期の農民運動
高富藩慶応期の一揆
村方騒動の展開とお札降り
領主石高変遷表・年表・索引・度量衡換算表・年代表有