図書オノミチ シシ000022005

尾道市史 第5巻

サブタイトル1~10
新修
編著者名
青木 茂 編著/尾道市 著者
出版者
尾道市
出版年月
1976年(昭和51年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
778p
ISBN
NDC(分類)
217.6
請求記号
217.6/A53/5
保管場所
閉架一般
内容注記
尾道市の委託による
和書
目次

第6編 経済(商工都市の経営・商品流通・金融)
商工都市経営の特殊性
各種布達に示された経営理念
封建領主の統制管理機構とその推移
問屋の自由営業時代
問屋株を免許制に
問屋役場を設置
問屋座を創設
諸品会所の設立
問屋座から問屋御役所へ
原始蓄積期の経済史的様相
問屋座御役所を廃止・諸品御役所と合併
諸品商社と授産会社
諸品商社から諸品会社へ
商品流通を担う中継港の実態
在地商人の荷扱い分析
西の玄関口下関・東の終着港大阪
北九州・裏日本からの商品流通
地方文献にみる商品流通
金屋の上登せ口銭
商品の仕入地・仕向け地
蝦夷・薩摩など広域交易
近世末の経済混乱と巨商の没落
封建的経済体制と階層の分解
農村の疲弊と商港への影響
没落巨商の経営実体
経済の混乱期を生きのびた金融資本
問屋諸条目の背反と「論船」
浜商人条目漸次複雑化
裁定機構の変化
論船の内容また複雑化
豪商同志の論船
次は灰屋と論船
未解決のまま出帆
鰯屋重ねて再審を依頼
貧すれば鈍する繋争
鰯屋の経営いよいよ転落
正貨獲得のための富籤
変質富籤興行の「干鰯入札」
町営頼母子「因講」
親無頼母子「総徳講」
網梳き仕法
幕末混乱期における金融機構と金融資本家の活動
藩の機構としての御銀札場
民間機構としての両替商・質屋
庶民金融機関としての頼母子講
借用願から見た営業資金の流動性
維新以後の中継的商業都市
新政府の幣制改革と金融混乱
開拓者としての諸品商社
年代的背景としての資料
国立六十六銀行設立
小野組の進出と破綻
近代的経営様式の導入期
資本主義体制への準備期
動き出した二〇年前後の明闇
近代的経営組織としての会社・組合
日本数字横書複式簿記
戦争が尾道経済に及ぼした影響
朝鮮市場への進出と抗争
明治二六年の市況概観
明治二七年の市況概要
明治二七年末調査の年間回顧
日清戦争終結後の内国博覧会
第7編 封建社会・封建遺制・階級差別
後期封建社会の構造
徳川封建社会の特質
禁中・公家への政策
武士の生活
百姓の場合
工人の場合
丁稚・小僧・番頭
女子奉公人
尾道遊女の相場
男女主人の呼び名
女大学七去の法
遊女の解放宣言
女性の主婦権
庶民の底辺から食出た階級
被差別部落の人人
第8編 百姓一揆・打毀
百姓一揆
天災か・人災か
尾道襲来の武一一揆
市中大混乱・死者続出
大正七年尾道へも波及した全国的米騒動
騒動直前の尾道の状況