尾道市史 第2巻
第1編 時代史概説(二)
近世(江戸前期)
幕藩体制の確立と安芸、備後
広島藩初期の尾道の町勢
地詰帳と宗門改帳との対照
宗門改帳による町の経営史的分析
寛永前後を中心にした後方農村と尾道
西廻り航路の開発前後の尾道
元禄・享保ごろの尾道の商勢
住吉浜の拡張築造
尾道周辺農村の生産と商品流通
近世(江戸中期)
封建制社会の動揺と広島藩
享保の飢饉と尾道
近世(江戸後期)
封建社会の崩壊と尾道
幕府の金銀改鋳と広島藩の対策
宝暦の凶作とその前後措置
明和の飢饉と島嶼部の実状
広島藩の飢饉対策
明和年次の尾道の商況
天明の飢饉と尾道周辺
藩府尾道商人へ寸志銀命令
天明・寛政期と尾道商人の経済活動
寛政の改革と広島藩と尾道
寛政末年の商取引
藩財政の破綻と尾道への影響
幕藩体制崩壊益々深刻化す
文化・安政期の酒造家の勘定帳
藩財政難対策としての六会法
藩営富籤による外貨獲得政策
立花・大浜に砲台を設置
農兵隊としての奇兵隊・神機隊
幕府の長州対策と尾道
討幕・佐幕の接点となった尾道
「お札降り」と「ええじゃないか」
両軍遂に戦端を開く
維新前後に活躍した尾道の豪商
橋本三郎助
竹内要助
済法寺住職物外和尚
第2編 政治
弥生時代から古墳時代
尾道付近の遺跡から
尾道倉敷の成立と政治支配
官寺としての西国寺
院政時代の倉敷地の政治
地頭の赴任定着と政治支配
大田康信(三善善信)地頭となる
建武の戦乱から室町末期まで
木梨杉原氏の登場
備後守護職考
幕藩体制の成立と政治支配
毛利藩時代
福島氏時代
浅野・水野・阿部氏時代
巡見日記に見る農村対策
浅野藩の人的構成
藩政基本法の確立と地方官僚の服務規定
尾道町奉行の支配内容
尾道の町民自治
株仲間の設置とその人的構成
村方・島方の役人制度
後地村庄屋の役方心得
町方五人組制度の通達