諌早市史 第1巻
序 (野村儀平)
第1篇 原始時代
原始時代の社会
原始人類
人類の文化
日本の原始時代
日本の国土の成生
日本民族の成立
日本民族の構成
縄文式時代
縄文式文化の起源
縄文式時代の生活
縄文式時代の習俗
第2篇 日本の古代
弥生式時代
アジア大陸の動き
弥生式文化の出現
第3篇 統一国家
統一国家の成立と発展
村落社会の成立
耶馬台国
大和の国家
古墳時代
古墳文化
原始宗教の発達
大陸文化の伝来
有喜の貝塚
貝塚の状態
有喜貝塚の鉄鏃
有喜のかれこれ
諌早の遺跡と遺物
第4篇 古代
耶馬台国と諌早
肥前国名の起原
高来郡
郷
烽
船越駅
小野町の条里遺構
第5篇 中世
藤原時代
荘園の発生
藤井宮時と仁和寺
鎌倉時代
武士の勃興
諌早の板碑
豪族西郷、船越両氏の登場
南北朝時代
戦国時代
竜造寺氏
西郷氏
西郷純尭の嗣立
鍋島信生(直茂)竜造寺の危様を救う
第6篇 近世、政治
概説
諌早家
諌早家系譜
諌早家々譜
『諌早』時代に入る
竜造寺姓を諌早に改む
鍋島圧制の第一歩
天災地変の層起
安勝寺時の鐘始まる
諌早藩主の江戸参観
佐嘉の重圧と藩政諸相
諌早領総戸数と竃税免除
諌早領地反別及石高
藩役所役員組織と任命
台所貸出銀の処理
御側銀収納
公領地の幕府納高
御蔵入領の給人筈
佐嘉の圧力と部引搾取
庶民の諸願、届
御蔵住民の手当
鎧を持たぬ藩士
軍備費献納
窮迫切抜に内職奨励
職人賃銀と諸物価
大火と善後措置
女中採用と老女の措置
諌船と給金
有喜津人の御用御免
大草の船建造と喜々津々人の抗議
乗船切符、往来手形
行列違反問合せ
阿蘭陀人通行は郡方管轄
公達文書の書式一定
大配分と各種の課税
公儀御条目
地方関係の条目
条目を敷行した諸藩の法度
諌早、佐嘉其他共通の条々
武士生活粛正条例
佐嘉藩主相続後の初訓令
夫丸、手男、貫物の制限
新貨幣に関する布告取扱
諌早藩会所掟
郡方管掌事務
正徳年間制定規則
享保の郡方条目
郡方の交替引継
奢侈取締
寛永年間の倹約令
文化向上と服装取締
諌士に対する取締
物価取締令と諌早
文化の家中取締令
慶応の衣食住申合
遊芸稽古取締
凧揚の取締
過失、犯罪者の処分
切腹の措置
罪人討首の措置
死首打落と家督
軽犯処分と赦免
浪人と家財処分
浪人は士分まで
逼塞処分、御呵処分
祝祭と減刑
平和時代の諸事業
倉展敷の事務
上使屋の経営
札差馬の制度
藩の馬匹用意
手男の仕事
非人の仕事
寛政の架橋工事
眼鏡橋架橋完成
橋梁渡初式
伊能忠敬と諌早
藩主の贈饋品
本明川の供水
元禄十二年の洪水始末
損失三千九百三十石
洪水被害者への炊出
河川の浚渫
参観旅費と路銀
江戸参観と路銀
太神宮代参と旅費
旅行と旅費手当額
手当銀の歩引
諌士の節季手当
雲仙獄爆発
爆発最切の被害
現地視察者の報告
津波と被災者救済
被災藩との使節往来
再度の見舞使者
再度爆発し城下は潰滅
外科医団派遺要請
松平主殿頭死去
諌早藩財政への影響
民業保護と取締
農工商の保護策
他領奉公の取締
綱吉の悪法と諌早の取締
喪中取締禁止事項
取締と他国領民の面倒
国手形発行と取締
抜荷売買取締
郷村の貫物取締
通抜け取締と植林
他領者の雇入
江戸時代の貨幣
藩役所で無尽講
万人講売出内情
幕末諸事紛々
安政条約と諌早
米艦の戸石沿岸測量
外人自由上陸と警戒
種痘を施行
漢法医の廃止
大阪の変と諌早
沢宣嘉卿と諌早
農商分離で新宿町出現
市中取締を強化す
諌早領境開所の増員
取締緩和と神仏分離
藩から県へ変る
第7篇 明治
明治の変革
維新当時の藩主
明治の行政区変遷
諌早町は四丁目まで
戸長組合の配置
町村の大区区分
町村自治制実施
三町村合併
北高来郡役所
諌早町及諌早村北諌早村
三町村合併及市制実施
合併各村の沿革
交通、通信、運輸
諌早郵便局
北諌早其他の局
無線電信局
鉄道、諌早駅
本諌早駅、小野村駅
東諌早駅と横島駅
乗合自動車
図版有