日本職人史の研究 3
- サブタイトル
- 近世職人の世界
- 編著者名
- 遠藤 元男 著者
- 出版者
- 雄山閣出版
- 出版年月
- 1985年(昭和60年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 375p
- ISBN
- 4639004400
- NDC(分類)
- 502
- 請求記号
- 502/E59/3
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 座談会「江戸時代の職人像をもとめて」
「宵越しの銭をもたない」江戸の職人
なくなっていく職人仕事
江戸と明治の連続・非連続
技術伝承のこと
商業資本の強大化と技術の停滞
日本の近代化における職人の役割
第2章 座談会「近世の手工業について」
東京と埼玉-技術史教育から
木綿と絹
古代の衣料
大工・鍛冶・鋳物師
『七十一番職人歌合』と「職人尽絵」
子方職人と太子講
マニュファクチュアをどう扱うか
藩の手工業と専売
第3章 職人の徒弟関係
徒弟奉公契約と年季
徒弟と親方
手間取と出職・居職と手間
親方権
徒弟制度の変質
第4章 職人組合としての仲間
第5章 都市・村落の職人生活
都市の職人-御用職人
都市の職人-平職人
都市の職人としての公的負担・公役
都市の職人としての私的負担・仲間入用
都市の職人の日用取化
都市の職人の残された問題
村落の手工的生産
村落の職人
村落の奉公稼
村落職人と都市職人
職人町の構成
職人町の職人の人口構成
第6章 職人気質の基底
第7章 明治維新の株仲間の廃止と職人
封建的諸制約の解除
職人の危機
職人の無産者化
徒弟制の破壊
大阪の大工職業組合
第8章 近世職人史四題
職人、江戸と上方
江戸とその生業
東海道名産譜
川越人足たちの世界
近世職人史話
大工職人の系譜
大工は出職の代表
農具や工具をつくる職人、鍛冶
切れ味に生きる刀鍛冶
山村を彩る職人、紙漉
年季の長い塗師
四才で一人前の石切職人
仕事が混りあう経師と表具師
出職の多かった鋳物師
削り半分・磨き半分の指物師
出職の庖丁師と居職の板前
御仏師の誇りをもった仏師
金属加工の総合者、飾師
流行とともに歩んだ髪結
細長板と割竹の造型者、桶結師
冬場の百目稼の杜氏・蔵人
焼きと葺きをした瓦師
木遣・土突唄とともにあった鳶職
肘タコの固さがものをいう畳師
からだで石を切る硯師
しるし書きもする傘師
後姿で腕が知れる左官
竹割に一〇年という竹細工師
コシモトぐるみの仕事の箔師
藍の機嫌の良し悪しをみる紺屋
初出一覧あり
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