日本職人史の研究 2
- サブタイトル
- 古代中世の職人と社会
- 編著者名
- 遠藤 元男 著者
- 出版者
- 雄山閣出版
- 出版年月
- 1985年(昭和60年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 409p
- ISBN
- 4639004397
- NDC(分類)
- 502
- 請求記号
- 502/E59/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 原始工芸に関する覚書
原始工芸の生産と技術
原始社会の生活様式と工芸の問題
原始工芸の性格
第2章 古代前期の手工業生産様式
古代的生産組織としての部
部の本質について
部の性格転換
手人について
部から品部・雑戸へ
第3章 部とその周辺の諸問題
部についての最近の成果と問題点
文献的史料にあらわれた部
いわゆる部民解放について
部民と伴造との社会的関係
田部を中心として
手人と工匠について
伴について
部民制と品部・雑戸制との関連
第4章 古代建築史の一考察
新しい建築技術の移入
楼閣建築の誕生
寺院建築の出現
宮殿建築の進歩
固有技術者と渡来技術者
第5章 奈良期の手工業
手工業の経営形式
手工業者・工人の諸問題
手工業技術の問題
第6章 飛騨工について
飛騨工の出現
労働情況
飛騨工の逃亡
飛騨工の終末
第7章 荘園制発展期の手工業生産の諸問題
土地所有制の変質
手工的加工生産の発展
収取現物としての手工的生産品
手工的労働とその経営形態
家内仕事から賃仕事への転化
市場と流通商品
手工業の分化・独立
第8章一二世紀前後の手工業者の経営と生活
職人と「職人歌合」
手工業者の経営と生活
手工業者の生活基盤と座の問題
第9章 中世職人の給料と生活
給料について
給料の具体的数字
女性・未成年者・外国人の労働
都市と荘園村落
村落における生活の根拠
荘園経済と手工業生産
荘園制における一般的負担
村落生活の貧しさとその転向
中世都市と都市の成立について
奈良の場合
京都の場合
第10章 中世工業労働の種々相
「職人歌合」とそれにみえる職人
社寺の造営にみる建築生産と労働
建築工事の経過と住宅の造営
仏像の生産と労働、仏師と経師
中世における労働制度
第11章 中世の職人・社寺・賃銭
第12章 職人の組織としての座
「座」の本質についての諸見解
「座」の本質について
「座」の組織
「座」の起源・発生
総括
第13章 中世職人の座の独占型態
仕事の独占-大工職を主題として
販売の独占
第14章 中世手工業の諸問題
概観
鎌倉期の諸問題
室町期の諸問題
初出一覧あり
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