わが海戦記
- サブタイトル
- 囮部隊の空母瑞鳳と駆逐艦桜の最後
- 編著者名
- 桂 理平 著者
- 出版者
- 霞出版社
- 出版年月
- 1992年(平成4年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 369p
- ISBN
- 4876022097
- NDC(分類)
- 391.27
- 請求記号
- 391.27/Ka88
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p368~369
- 昭和館デジタルアーカイブ
推薦の辞(元桜駆逐艦長海軍少佐・卜部章二)
出版に寄せて(元瑞鳳乗組艦長付先任航海士海軍中尉・山根真樹生)
まえがき
昭和二十一年八月の感想(敗戦後一年、復員船の中で)
平成元年八月の感想(敗戦後四十四年、自宅で)定年後初の終戦記念日に
平成三年十二月の感想(兵学校卒業五十周年、自宅で)ソ連邦の崩壊を聞いて感あり
1、 さらば海軍兵学校
新海軍少尉候補生の巣立ち
伊勢に乗組み、初級士官教育
皇居にて昭和天皇に拝謁の後、乗艦瑞鳳を追ってトラック島へ
横須賀トラック間航空機輸送
入渠(相生)改造修理、人員交替と休暇
再び航空機輸送に従事
海軍少尉に任官す
グアム島へ航空機輸送
2、 日米機動部隊最後の決戦
あ号作戦に備え艦隊再編成と訓練
第三艦隊第三航空戦隊の編成
伊予灘での猛訓練
前線基地へ出動
タウイタウイ泊地の戦闘訓練
第一機動艦隊の陣容
哨戒艇で泊地警戒、駆逐艦谷風爆沈
第一機動艦隊飛行訓練を中止
搭乗員の焦燥
あ号作戦の開幕
戦局と連合艦隊の作戦計画
第一機動艦隊のアウトレンジ戦法
「渾(コン)」作戦の空振り
サイパン島沖の海戦
第一機動艦隊タウイタウイ泊地を出撃
比島の内海を北上し、太平洋に進出
敵艦隊発見、直前に薄暮攻撃を断念す
攻撃隊発進するも、敵防空システムに阻まれ、戦果挙がらず
敵大編隊の反撃を受く
大鳳、翔鶴の被雷喪失を知る、再起を期して戦場を離脱す
敗戦の原因を考える
次期作戦の準備にはいる
小笠原諸島へ輸送船団護衛
入渠(呉)、対空装備、艦内防御力の強化。瑞鶴三航戦に編入さる
海軍中尉に進級す
3、 比島沖海戦の死闘
捷一号作戦と台湾沖航空戦
伊予灘での猛訓練と若手士官の休日
米国最高作戦方針の決定と敵機動部隊の積極的進出
捷号作戦の策定と航空部隊の再建
台湾沖航空戦の大消耗と戦果の大誤認
囮部隊(小沢艦隊)ルソン島沖に出撃を決定す
捷一号作戦発動
米軍逐にレイテ島上陸を開始(十月十八日より二十日まで)
小沢艦隊内地出撃までの行動(十月十七日より二十日まで)
栗田艦隊ブルネイ出撃、レイテ湾攻撃に向かう(十月二十一日から二十四日まで)
基地航空部隊(第一航空艦隊、第二航空艦隊)の行動
小沢艦隊内地出撃後の行動(十月二十日から二十四日まで)
エンガノ岬沖海戦・囮部隊の死闘
十月二十五日、小沢艦隊瑞鳳を含む四空母を失う
栗田艦隊レイテ湾に突入せず
十月二十五日の栗田艦隊の戦闘
神風特別攻撃隊突入す
十月二十五日の基地航空部隊の戦闘
栗田艦隊レイテ湾頭謎の反転
痛恨事、不達の小沢艦隊の電報
栗田長官に反転北上を決意させたもの
4、新駆逐艦桜に乗組む
瀬戸内海西部に回航、教育訓練に従事
艤装員として横須賀に着任
桜竣工、航海長として瀬戸内に回航
第十一水雷戦隊に編入、教育訓練に励む
上海に進出、護送任務に従事
呉軍港発、門司の船団を上海に護送す
駆潜艇一隻と共に陸軍輸送船三隻を汕頭(スワトウ)に護送す
内地帰還を命ぜられ、重要船団を護衛して下関に帰投
桜司令駆逐艦となる。司令豊島大佐着任
第五十三駆逐隊編成、訓練途次舞鶴回航を命ぜられるが、触雷し呉に引き返す
海軍大尉に進級す
大阪湾掃海水道の警戒艦となり、任務中、触雷により無念の沈没
残務整理を行う
5、 大阪通信隊にて敗戦の日を迎う
6、 軍艦瑞鳳戦闘詳報抜粋(比島沖海戦)
7、 戦後復員輸送に従事
元空母鳳翔で勤務(通信長兼分隊長)
病気のため呉運行部にて休養
元駆逐艦楓で勤務(航海長兼分隊長)
参考文献あり
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