図書目録ニホン ノ チュウゴク シンリャク ト ドクガス ヘイキ資料番号:000020743

日本の中国侵略と毒ガス兵器

サブタイトル
編著者名
歩 平 著者/山辺 悠喜子 監訳/宮崎 教四郎 著者
出版者
明石書店
出版年月
1995年(平成7年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
373p
ISBN
475030719X
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H81
保管場所
閉架一般
内容注記
訳:馬場節子,戸田佐智子
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章
A.B.C兵器
化学兵器と化学戦
廉価な化学兵器
化学兵器を禁止する努力
中途半端で止めた審査
追及を怠らない
第1章 「陸軍科学研究所」-日本の毒ガス兵器の揺篭
臨時毒ガス調査委員会
化学兵器の研究
陸軍第六技術研究所
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
原爆の爆破地点と毒ガス工場は目と鼻の先だ
島全体が毒ガス工場になった
最初の毒ガス被害者
「毒ガスの王」と「死の露」
「被害者」はまた「加害者」でもある
付記・「毒ガス島」を訪れる
第3章 毒ガスと毒ガス兵器の大規模生産
秘密にされた毒ガス製造
曾根の印象
第4章 科学はいかにして罪業となったか
さまざまな化学毒剤
多種多様な化学兵器
防毒機材の研究と制式化
第5章 陸軍習志野学校
秘密の軍事学校
残酷な軍事演習
毒ガス鎮圧、危うく発生
隠蔽と反宣伝
重要な実験場
付記・日本陸軍習志野学校跡考察記
第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
関東軍化学部
凶悪残忍な化学戦演習
七三一部隊との関係
共同の人体実験
悪魔の兄弟の毒網
第7章 残虐な毒ガス戦
動かしようのない事実
山西曲沃戦役
武漢戦役
第一一軍の長江両岸に沿った進攻
江西南昌作戦
湖北宜昌作戦
百団大戦における日本軍の公然たる毒ガス放射
瀕死の抵抗-山西汾陽における日本軍毒ガス使用の罪状
付記・将軍の証言
第8章無辜の被害者
河北定県北〓村事件
河北叩崗毒殺事件
河北井〓県老虎洞毒ガス殺人事件
山西沁水県西山の毒ガス殺人
山西定襄・上零山毒ガス殺戮事件
第9章 戦犯の証言
「中国帰還者連絡会」
戦犯たちの戦後五〇年
第10章 残酷な人体毒ガス実験
「戦犯管理所」からの証言
動かぬ証拠は山のごとし
科学に対する冒涜
第11章 今も続く毒ガスの被害
松花江にも毒ガス砲弾
まちがいなく日本軍の毒ガス砲弾
三五人に被害、三人は重体
苦しみ抜いた二〇年
付記・ジャムス毒ガス弾発見地点の現地調査記
第12章 癒やしがたい傷
毒ガス島最期の日々
毒ガスの焼却
肺ガンの原因は毒ガス
検査、たゆまぬ努力
「生きながらえた」人びと
付記・忠海病院および行武正刀院長訪問記
第13章 毒ガスは消えず
埋める-中国の毒ガス弾に対する処理
隠された災難はなお消えず
死の谷踏査記
苦しかった過去を回顧する、忘れ難い調査
地図・年表・参考文献・資料有

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