アジアの声　第８集

趣意書－人体実験・細菌戦の七三一部隊特集にあたって
第１部　明らかになる七三一部隊の素顔
七三一部隊の犯罪に時効はない（佐治孝典）
七三一部隊とは何か？（松村高夫）
七三一部隊でしたこと［加害証言］（篠塚良雄）
軍医としてかかわった生体解剖［加害証言］（湯浅謙）
旧満州で憲兵隊としてした所業［加害証言］（陰地茂一）
七三一部隊による被害者遺族はこうして発見された（韓暁）
消し去ってはならない歴史－私は一生涯忘れません［被害者遺族］（敬蘭芝）
愛国の志士の父を奪った「殺人工場」［被害者遺族］（張可偉）
沈黙の時に（不戦の誓い）（松井義子）
第２部　シンポジウム「七三一部隊と現在」
「従軍慰安婦」と七三一部隊をつなぐもの（西野留美子）
現代医学の中に生き続ける七三一部隊の思想（清水昭美）
国際常識の七三一部隊を載せない日本の検定教科書（松村高夫）
会場からの発言をうけて
第３部　七三一部隊を掘り下げる
中国からみた七三一部隊（韓暁）
コレラに斃れた五千人－元日本軍兵士からみた細菌戦－（飛田俊夫）
捨てられていた甘納豆－日本人開拓農民と生体実験－（風間博）
一〇〇部隊（関東軍獣類防衛部）の実像（辛培林）（韓暁）
「栄」という別名をもつ一六四四部隊の犯罪（高興祖）（鄒明徳）
七三一細菌戦部隊と日本軍部（高興祖）
現代医療につながる七三一部隊（山口研一郎）
おわりに－「思いを馳せ、心に刻む」ということ（大島孝一）