図書目録ナナサンイチ ブタイ資料番号:000020719

七三一部隊

サブタイトル
生物兵器犯罪の真実 講談社現代新書
編著者名
常石 敬一 著者
出版者
講談社
出版年月
1995年(平成7年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
205p
ISBN
4061492659
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ts76
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 半世紀後
パネルと人体実験模型
石井機関と一〇〇部隊
部隊長石井の回顧
バックアップした医学者たち
米ソに残る資料
夫の死を突き止めた中国女性
若い人々からの反響

第1章 資料隠匿
「関東軍防衛給水部略歴」
「略歴」が語る停戦時の状況
「在満兵備充実ニ関スル意見」
「意見書」にある「特種の研究」とは
その他の国内資料
モスクワの『公判書類』
消えたアメリカからの返還資料

第2章 石井四郎
生物兵器が有効であるには
近代細菌学の幕開け
日本の細菌学事始
ペスト菌と赤痢菌の発見
細菌兵器の時代背景
実験医学者失格
研究組織者誕生
フィールドワーク
チームプレイ
関東軍防衛部の発足
石井式細菌培養缶と石井式濾水機
戦犯免責

第3章 人体実験
中国が裁いた日本人戦犯
厚遇された捕虜たち
告白
人体実験の目的
手術の練習-新宿の人骨が語ること
未知の病気の病原体発見のための感染実験
病原体の感染力増強のための感染実験
新しい治療法開発のための実験
ワクチンや薬品の開発のための実験
荒唐無稽な「実験」

第4章 実戦使用
ノモンハンでの生物戦
最初の「成果」
細菌雨下実験
寧波へのペスト菌攻撃
自作自演
石井式細菌爆弾
ペストノミの培養
炭疽菌爆弾
安達実験場
石井機関以外でも行われた研究

第5章 朝鮮戦争
撤退
証拠湮滅
朝鮮半島でも生物戦?
諸外国の生物兵器研究
アメリカは本当に使ったのか
遺伝子組み替え時代の抑止力

終章 戦後日本
復活する隊員たち
石井機関の遺産
医者という人々
「専門職業人」と社会
戦後日本

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