図書シンリャク ト カイハツ000020576
侵略と開発
サブタイトル1~10
日本資本主義と中国植民地化
編著者名
松本 俊郎 著者
出版者
御茶の水書房
出版年月
1992年(平成4年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
227p
ISBN
4275014707
NDC(分類)
332
請求記号
332/Ma81
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p212-222
和書
目次
序章 課題と問題意識
第1章 関東州、満鉄付属地の経済と日本の植民地支配-植民地開発の二面性と中国東北経済-
分析の対象と研究課題
課題
関東州と満鉄付属地の植民地的地位と地理的位置
関東州、満鉄附属地の人口と職業構成
人口の推移と日本人人口
職業構成の推移
関東州、満鉄附属地の産業
全体動向
農業
鉱業
工業
第2章 1930年代の日中経済関係と日中戦争
研究の現状と分析課題
幣制改革期の日中貿易
円ブロックの自立と日中経済関係
日中貿易の実態
冀東特殊貿易
佐藤提携外交と児玉訪中使節団
対中事業投資の動向と貿易問題
日中戦争以前の対中事業投資
華北経済工作と経済界の対応
第3章 中国東北の植民地化と日中経済関係
満州五箇年計画と東北経済
はじめに-「満州国」の成立と中国東北経済-
満州五箇年計画研究の到達点と今後の課題
満州鉄鋼増産計画の登場と基本理念(第1期)
増産計画の立案前提と現実性
満州五箇年計画修正計画と鉄鋼増産計画(第2期)
修正計画の破綻と鉄鋼増産計画(第3期)
満州鉄鋼統制価格制度の運用と円ブロックの崩壊
研究の現状と分析課題
満州鉄鋼原価の急騰と労働力問題
満州鉄鋼原価の急騰と原料問題
満州鉄鋼原価と日満鉄鋼統制価格
第4章 戦前期自由主義者の対中、対満政策論と日中戦争-『東洋経済新報』の対中侵略反対論と戦争責任-
研究の現状と分析課題
「満州事変」と『東洋経済新報』
日中戦争期の『東洋経済新報』
太平洋戦争期の『東洋経済新報』
戦後の『東洋経済新報』と植民地問題
終章 総括
図表・参考文献・索引有