「陣中日誌」に書かれた慰安所と毒ガス
- サブタイトル
- 教科書に書かれなかった戦争 part 14
- 編著者名
- /高崎 隆治 著者
- 出版者
- 梨の木舎
- 出版年月
- 1993年(平成5年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 188p
- ISBN
- 4816693068
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/Ky4/14
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章
南京攻略戦に参加した部隊
「戦闘詳報」を書くための原簿
記録者・内藤曹長という人
曹長という立場
出世欲がなかったから書けたこと
1 徐州へ(一九三八年一月~八月)
「斥候を兼ねて徴発に出張せしむ」(一九三八年一月一三日)
「支那婦女子に就いての注意……を与ふ」(一九三八年二月二七日)
遊撃戦に入った中国軍
津浦線確保にあたった第一三中隊
孤立した第一三中隊
麦の「徴発」
飛行機との連絡法
第一一中隊への編入
はじめて登場する「慰安所」(一九三八年六月一六日)
中国軍の攻撃
「慰安隊を招き夜を徹し飲む」(一九三八年六月二五日)
行方不明者出る
「慰安所見物す」(一九三八年七月一八日)
2 武漢攻略戦(一九三八年八月~一二月)
武漢まで五〇〇キロ
実施されたガス教育
武漢攻略戦に向けての訓示
文学者たちへの誘い-東京で
大別山麓での戦闘
大隊長戦死(一九三八年九月八日)
食糧は「現地調達」
ペン部隊の出発
連日出される徴発命令
ガス弾使用の疑い
進展しない戦況
3 襄東会戦(一九三九年一月~九月)
反古になった徴発禁止令
慰安所への軍の関与
朝鮮人慰安婦の存在
討伐と酒と慰安所の日々
「土民は一般に好意なし」(一九三九年四月一七日)
小さな村にもあった慰安所
中国軍の抵抗
毒ガス使用の疑い(一九三九年五月一九日)
戦時下に出版されていたガス中隊の記録
襄東会戦終了
繰り返し出てくる慰安所
憲兵隊により取り締り
中国人住民の虐殺
漢川の「裸体慰安所」
あってもないに等しい軍規
「赤筒一駄」(一九三九年七月二六日)
「赤筒および緑筒を使用す」(一九三九年八月一七日)
中国人の暮らしは「非常に困難」(一九三九年六月一五日)
帝国軍隊はアルコール漬け
第一一中隊は毒ガス装備の特殊中隊
内地帰還の内命
慰問袋の中身
「三井物産へ行つて買物をする」(一九三九年八月二九日)
残置小隊への非常呼集
酒を飲み大騒ぎする帰還予定兵
中国人女子学生の作文に書かれた日本の敗戦
漢川出発、帰還へ(一九三九年九月一八日)
残される慰安婦たち
資料・年表有
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