図書シラレザル センソウ ハンザイ000020558

知られざる戦争犯罪

サブタイトル1~10
日本軍はオーストラリア人に何をしたか
編著者名
田中 利幸 著者
出版者
大月書店
出版年月
1993年(平成5年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
262p
ISBN
427252030X
NDC(分類)
329
請求記号
329/Ta84
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1章 捕虜虐待とジュネーブ条約―サンダカン捕虜収容所を中心に―
知られざるサンダカン捕虜収容所
捕虜収容所の設置と労働問題
捕虜逃亡問題と契約書事件
サンダカン事件と憲兵隊
軍律会議で裁かれた捕虜たち
捕虜虐待と台湾人監視員
食糧配給削減と死亡者の急増

第2章 捕虜虐殺とその責任問題―サンダカン「死の行進」を中心に―
ラナウへの移動―第一団
ラナウへの移動―第二団
捕虜抹殺
十字架はりつけ事件
捕虜虐待・虐殺の責任と日本の捕虜政策
捕虜虐待・虐殺の心理

第3章 戦争における女性虐殺・強姦・強制売春―豪州従軍看護婦の体験を中心に―
東京裁判で取り扱われた女性被害者のケース
バンカ島における看護婦虐殺事件
豪州従軍看護婦に対する慰安婦強要問題
慰案所の設立と民間人女性の搾取
普遍的問題としての戦争における強姦
戦争と強姦を必然的にしている男性支配文化

第4章 ウエップ裁判長と日本陸軍の人肉食罪―「人肉食」に関する豪州軍資料を中心に―
東京裁判と人肉食罪
人肉食に関する証言と資料
豪州兵被害者
アジア人捕虜被害者
ニューギニア原住民被害者
飢餓が引き起こした集団狂気の日常化
日本軍の責任とオーストラリア政府の情報秘匿
ウエップ裁判長が残した問題点