図書ジュウグン サッカ サトムラ キンゾウ ノ ナゾ000020543

従軍作家里村欣三の謎

サブタイトル1~10
編著者名
高崎 隆治 著者
出版者
梨の木舎
出版年月
1989年(平成1年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
210p
ISBN
NDC(分類)
910
請求記号
910/Sa87
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
里村欣三の肖像あり 里村欣三略年譜・おもな参考資料:p203~209
和書
目次

第1章 徴兵忌避者か脱走兵か
ボルネオに渡ろうとした男
平林たい子の説
実妹の証言
第2章 「無籍者」として生きる
なぜ「満州事変」に従軍したのか
妻の考え
ついに自首
報道班員としてマレーへ
第3章 今日出海と共にフィリピンへ渡る
火野葦平は引き返した
井伏鱒二からみた里村欣三
「しかし」に続く言葉
今日出海は利用されたのか
第4章 敗走する日本軍
初めて観た天然色映画『風と共に去りぬ』
米軍、リンガエン湾より上陸
敗走する日本軍
人見大尉の判断
サンミゲルに到着
バギオには行けなくなった
徴用作家の待遇
ボルネオ転属を願い出た理由
つっぱり下士官の扱い方
敵艦艇約一千隻
総司令官山下大将は、どんな男だったか
マレー軍宣伝班の豪傑・海音寺潮五郎
ポンコツトラックでバレテ峠を越える
女や子供は置いて逃げる
第5章 『河の民』で描きたかったこと
裸で人間どうしのつきあいがしたい
自由な天地
第6章 ブシラク村の日々
日本軍ももうおしまいだ
アメリカ人も、フィリピン人も、マレー人もみんな人間だ
日本最強の戦車兵団全滅
第7章戦場のデマ
無為無策の報道部
「飛行機を一千機くれたら」
真実と事実
第8章 里村はなぜフィリピンに行ったか
指揮官の条件
途中で放り出された軍属
なすすべのない日本軍
なぜフィリピンに渡ったのか
「執行猶予」にたいする負い目
ボルネオは近い
日本から逃げよう
第9章 「ボルネオの灯が見えるか」
盟兵団本部を追って
「ボルネオの灯が見えるか」
里村はなぜバギオに向ったか
井伏鱒二の回想
略年譜・参考資料有