図書ジュウゴネン センソウシ ガクシュウ シリョウ000020531

15年戦争史学習資料 上

サブタイトル1~10
編著者名
安達 喜彦 編著
出版者
平和文化
出版年月
1985年(昭和60年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
219p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/A16/1
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:汐文社 参考文献一覧:p215~219
和書
目次

序章 未来形で戦争を考える子どもたち
未来形で戦争を考える子どもたち
第1章 戦争への道
「戦争への道」学習ノート
中国革命
神戸の鈴木商店倒れる―金融恐怖がはじまる
ビッグ・ファイブ―金融の独占体制
「自衛上の緊急措置―山東出兵
侵略戦争の原点―東方会議
「派遣軍を即時徹退させよ」―対支非干渉運動
軍隊内の差別を告発―北原二等兵の天皇直訴事件
日本共産党弾圧―3・15事件
満州某重大事件―張林霖の爆殺
「目的遂行の為にする行為」とは何か―治安維持法改悪
「人民の名において戦争を拠棄する―パリ不戦条約
「昔恋しい銀座の柳」―1929~30年の世相
「山宣ひとり弧塁を守る」―山本宣治暗殺
暗黒の木曜日―世界恐怖
神戸の煙突男―生活を守るたたかい
「統帥権の干犯」問題―ロンドン軍縮条約
「男子の本懐だ」―浜口首相狙撃される
満蒙の危機―民族運動の高まり
第2章 満州事変
「満州事変」学習ノート
「満蒙はわが国の生命線である」―満州事変の計画
「学習の感激性を利用して、陸軍の支持者たらしめよ」―国防思想の普及
星降る夜の鉄道爆破―柳条湖事件
軍事行動支持を決定―マスコミあげての戦争協力
「暴戻支那を膺懲せよ」―高められる排外熱・軍国熱
中国人は「満州事変」をどうみていたか―不忘9・18
「列国の目がうるさいから上海で事を起こせ」―上海事変
つくられた軍国美談―「爆弾三勇士」
「五族協和・王道楽土」の名の下に―「満州国」建設
「話せばわかる」「問答無用」―5・15事件
非常時へ陸相大きく写される―「非常時」と国民生活
殺光・住民3000人―平頂山事件
「皇軍の基礎を動揺せしめんとする」―満州事変下の反戦運動
「42対1」で世界から孤立―国際連盟脱退
ススメ、ススメ、ヘイタイススメ―『サクラ読本』登場
大学の自治、学問の自由がうばわれる―京都大学滝川事件
強制された思想変更―転向
「たたかいは創造の父、文化の母である」―『陸軍パンフレット』
自由主義思想への攻撃―「天皇機関設」問題
「国防上の不安なからしむる」ために―華北分離
雪降る朝の「昭和維新」―2・26事件
「寸にして断たざれば尺の憾あり」―斎藤隆夫の「粛軍演設」
「人間トーチカ」として―満州開拓移民
「抗日すれば生き、抗日しなければ死ぬ」―中国民衆の抵抗
第3章 日本全面戦争
「日中全面戦争」学習ノート
帝国の地位を確保するために―戦争準備の「国策」を決定
「七夕」の夜の銃声―芦溝橋事件
大学を撃て―日本軍による爆撃
もうひとつの「8・15」―日中全面戦争に突入
「皇運を扶翼し奉るため」―国民精神総動員運動
「一旦緩急あれば義公に奉じ」―兵士をつくる教育
「赤紙」がやってくる―兵士たちの素顔
軍人は忠節をつくすを本分とすべし―人はいかにして「兵士」となるか
「支那民族の力怪しく思はるる」―戦場における兵士たち
「軍医殿、家に帰らせてもらいます」―兵士たちの死
死者30余万人―南京大虐殺
国民政府を相手にせず―支那事変についての政府声明
「徐州、徐州と人馬は進む」―『麦と兵隊』
持久戦によって勝利する―毛沢東『持久戦論』
「戦ニ勝ッテモ、勝利の実アガラズ」―戦争の「対峠段階」
「私の銃はお返しします」―兵役を拒否した人々
近代装備のソ連軍に完敗―ノモンハン事件
「汝青少年学徒の双肩に在り」―青少年学徒に下し賜りたる勅語
早朝起床し、宮城遥拝を―「興亜奉公日」の設定
皇民化政策―「皇民臣民の誓詞」「創氏改名」
「欧州の天地は複雑怪奇なり」―独ソ可不侵条約
ドイツ軍、ポーランドへ侵略―第2次世界大戦勃発
聖戦の美名にかくれて「支那事変処理方針」への質問演説
ぜいたくは敵だ―7・7禁令
とんとんとんからりと隣組―隣組制度の発足
バスに乗りおくれるな―大政翼賛会
金鵄輝く日本―紀元2600年
「勤労は奉仕なり、歓喜なり、栄誉なり」
「日本ヨイ国、強イ国」―国民学校
悪魔の飽食―731部隊による人体実験
非軍事地帯への無差別爆撃―重慶空襲
殺光・焼光・略光―日本軍による三光作戦
極秘命令「夜中に撃て」―日本軍の毒ガス作戦
「中国の旅」―高校生の感想文から
参考文献一覧あり