静かな大地
- サブタイトル
- 松浦武四郎とアイヌ民族
- 編著者名
- 花崎 皋平 著者
- 出版者
- 岩波書店
- 出版年月
- 1988年(昭和63年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 353p
- ISBN
- 4000026569
- NDC(分類)
- 389.11
- 請求記号
- 389.11/H28
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p339~343
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 静かなくに
武四郎との出会い
二つの松浦武四郎観
『アヌタリアイヌ』の紙面から
静かなくに
第1章初めて蝦夷地へ-『初航蝦夷日誌』を読む-
生家をたずねて
蝦夷地渡航まで
『初航蝦夷日誌』
近世の蝦夷地と場所請負制
「夷人の撫育の為とやら何とやら……」
第2章 西蝦夷地(日本海岸)の旅-『竹四郎廻浦日記』より-
北海道の春
西海岸への三度の足跡
猟人シデハの話
脇乙名リクンリキの告発
第3章 二度の樺太紀行とその間の江戸での活動-『再航日誌』と『廻浦日記』-
樺太へ
北蝦夷見聞記
幕末激動の下で
二度目の樺太行き
第4章 『丁巳日誌』の世界
石狩川をさかのぼる
『丁巳日誌』について
人別調べへの情熱
節女ウエテマツ
三女の困窮
カムイコタン紀行
十三挺の鍬
彫工モニヲマ
『天之穂(天塩)日誌』から
貧者エカシテカニ
第5章 クナシリ、エトロフ紀行とノッカマップの慰霊祭
クナシリ、エトロフ紀行
クナシリ・メナシ蜂起の顛末
ノッカマップのイチャルパ(慰霊祭)
第6章 『戊午日誌』と道東の旅
『戊午日誌』解題
雌阿寒岳に登る
摩周湖からふたたび釧路へ
風俗改めへの抵抗
メナシの浜
第7章 シャリ・アバシリの惨状
二つの顕彰碑-その造形思想
シャリ・アバシリの惨状
トッパイサンの嘆き
第8章 モンベツからソウヤへ
小十郎一件
トコロの義民レイシャク
第9章 十勝・日高路
トカチ・ルウチシ
盗人イナヲクシ
夏の日高路
ニブタニ(二風谷)今昔
一族の苦難-萱野茂さん
シャクシャインの戦いとマウタの丘
シャクシャイン慰霊祭
鎮魂としての記録
第10章 『近世蝦夷人物誌』
江戸へ帰る
『近世蝦夷人物誌』の周辺
後編への序文
『人物誌』に登場する人びと
猟人の勇気
女性のやさしさ
夢魔にうかぶアイヌ・シャモ関係
終章 歴史の視点を変える
共苦する在野の心
歴史の視点を変える
静かな大地の回復へ
参考文献・図版一覧
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