図書目録サツリク コウショウ ナナヒャク サンジュウイチ ブタイ資料番号:000020500

殺戮工廠・731部隊

サブタイトル
発見された細菌部隊兵士の告白調書
編著者名
滝谷 二郎 著者
出版者
新森書房
出版年月
1989年(平成1年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
398p
ISBN
4931207146
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta71
保管場所
閉架一般
内容注記
731部隊沿革年表・参考資料:p393~397
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ いま、なぜ七三一部隊なのか
第1章 七三一部隊林口支部長の証言「細菌戦は対ソ戦略の主武器だった」
一九四五・林口 戦鬼たちの崩壊
一九五〇・撫順 撫順戦犯管理所での日々
昭和史の謎を解明する告白調書 七三一部隊林口支部長・軍医少佐榊原秀夫の自筆供述書
初めて公表される七三一部隊の全貌
林口支部の細菌生産態勢についての報告
林口支部は対ソ戦略・細菌戦の最前線基地だった
大量殺戮兵器を生産
ひと月十五キロの細菌生産能力があった
七三一部隊の任務と各部の役割
一九八九・林口 帰ってきた羊たち
第2章 七三一部隊日本人隊員の告白「こうしてマルタの生体実験が行われた」
一九五六・撫順 スピーカーで流れる隊員の告白
「戦友まで生体実験で殺されていた」七三一部隊少年隊員・田村良雄の供述書
十六歳で七三一部隊少年隊員に
七三一部隊は中国で何をしたか
林口支部長の細菌生産の告白を聞いていた
中国でくり返された細菌戦演習と遠征隊
細菌部隊ひとすじに生きた少年の経歴
「私はマルタを使って生体実験の比較テストを行った」七三一部隊第四部三谷班員・上田弥太郎の供述書
統計事務係の目で見た生体実験観察
七三一部隊はアジア侵略の最大武器だった
「これ以上、人殺しはしたくない」七三一部隊実習軍医・山下昇の供述書
細菌入りの水を飲ませ、注射するのが私の仕事だった
第3章 七三一部隊の中国側関係者の証言「私たちは秘密のマルタを見た」
一九八九・平房 ハルビン平房を訪ねて
一九四六・後二道溝屯 悲劇の一家
一九八九・義発源屯
失われた故郷 七三一部隊本部周辺住民代表の被害報告
戦鬼たちのツメ跡 七三一部隊に徴用された中国人の証言
あとがきにかえて 七三一部隊の再来を防げ
生きつづけている七三一部隊
国民に隠されていた戦後の細菌戦の日米協力(七二国会衆議院予算委員会)
一九八九・東京
年表・関係史・資料あり

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