極秘韓国軍　下巻

第６章　「北岳山」室長ＶＳ「南山」部長
軍事政権の親衛隊長たち
恐怖政治の化身、南山と氷庫ホテル
大統領の影法師「北岳山」室長
「北岳山」室長と「南山」部長の対決
第７章　武器開発極秘作戦
朴正煕の「不届罪」－武器生産
米情報網にかかった小銃工場の国際入札
秘密の城、国防科学研究所
いなずま事業の破片
「迫撃砲用トラックは土着馬」
核兵器を開発せよ
「白熊一号」ミサイルが命中した
韓国産武器の販売リスト
第８章朴正煕の秘密料亭
南山部長を逮捕せよ
青瓦台警護室の“虎一号”作戦不発
朴正煕殺害にアメリカ介入説
一〇・二六前夜、金泳三・除去工作
釜山・馬山の民心爆発
「金載圭被告人を将軍呼ばわりするな」
「国事犯の英雄視で社会混乱」
南山部長の非公開陳述
「ヤンキーども、帰るなら帰らせておけ」
「車智テツはおまけで殺ったんだ」
「金桂元を消すんだったが」
朴正煕の「美人スカウト役」儀典課長
「閣下まで殺っちまうんですか？」
「女を連れに行ったんでしょう？」
手軽なのは芸能界の志望生
トップタレントだけ数十人
最後を目撃した二人の女性
後頭部に拳銃を当てとどめの一発
南山部長の“謀反”
「見るに見かねて革命を起こした」
果たして“韓国のブルータス”か
第９章　全斗煥系と盧泰愚系の暗闘
全系人脈と盧系人脈の力くらべ
「ハナフェ」の辺境九・九人脈
盧泰愚の全斗煥系追い出し
反旗を翻した全斗煥系
九・九人脈と中核「ハナフェ」の対決
第１０章　金泳三、軍部粛正の刃を研ぐ
「ハナフェ」を暴き出せ
軍部大粛正
「ハナフェ会員名簿」暴露の波紋
張泰玩、一二・一二の「歴史裁判」を要求
一〇・二六、一二・一二、そして五・一八
「一二・一二加担者は軍を去れ」
文民時代の軍首脳の身上調書
政権の傭兵役、軍の政治テロ
「ハナフェ」のリーダー、李忠錫の反発
封建的軍指揮権の現代化
第１１章　「聖域の中の余禄」－栗谷非理
年間、三兆一千億円
Ｆ１８の固執で空軍総長墜落す
武器取引のコミッションと政治資金
「大きい取引一、二件で生涯食える」
李会昌の監査院、陸軍大将を召喚調査
“栗谷台風”で星落つ