今村均回顧録

序文（山岡荘八）
第１部　青年将校
健忘症の中隊長
特命検閲
炊事当番兵
連隊の華板垣中尉
大きな誤解
審判・鶏めし
鴨と朝鮮馬
正信偈・中道
鶏鍋・枕食い
乃木将軍
陸軍大学校入学
陸軍大学教育
大正天皇の御前講演
佐々木一等兵の銃剣術
第２部　中堅将校
軍隊内務令
増援要求
妻を娶る
千田登文翁
上原勇作元帥
元帥副官
大震災
御乗馬
金指輪
馬車馬
揮毫
派閥
上原夫人
母
連隊長への直言
インド駐在武官
妻の死
手術、医術と宗教
育ての母
迷い児
特命検閲使属員
皇族と下士官
第３部　陸軍の中枢部に
満州事変
十月事件
急進派と皇道派
他力本願
事変の反省
練武
旅団長
二・二六事件
関東軍参謀副長
松岡洋右満鉄総裁
内蒙工作
機密費
第４部　師団長
師団長に親補
青島
小烏
大黄河と蝗害
ノモンハン事件
南支へ
道無き路を南寧へ
大激戦
軍命令
火砲遺棄
大攻勢
ねぎらい
慰安所
教育総監部本部長
第５部　軍司令官・終戦
南支軍司令官
汪精衛氏
大東亜戦争の第一線へ
寺内元帥の置き碁
ジャワ上陸
オランダ軍降服
善意の誤解
ジャワ軍政
スカルノ氏
戦局進展ラバウル方面へ
山本五十六元帥の戦死
糧なき作戦
陸軍大将
現地自活
終戦の詔書
不幸な少年
戦い終りて
第６部　幽囚雑記
戦争裁判の概観
オーストラリヤ陸軍刑務所
オーストラリヤ陸軍省将校との対話
万国赤十字社シドニー支部
散りたる花
不当な科罪
キリスト者の刑死
ラバウル裁判の判決
悠久の愛
オランダ領ジャワの軍事裁判
自爆隊員
霊前にそなえる
大詰
陳述書
豚篭事件
裁判経過
判決
第７部　妄想・日暮れて途遠し
問いかけられて
宗教の本質
宗教各派
キリスト、法然、親鸞の訓
自力と他力
因縁
運命
神とその意志
生命、霊魂、夢
宗教と科学
年譜・参考地図有