図書ギソウ000020384

偽装

サブタイトル1~10
調査報道・ミドリ十字事件 ルポルタージュ叢書 29
編著者名
毎日新聞社 編者
出版者
晩声社
出版年月
1983年(昭和58年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
219p
ISBN
NDC(分類)
499
請求記号
499/Ma31
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

第1章
お骨仏の寺
アワビモドキ
重要人物
変死事件発生報告書
枚方の医師
待合室
女医の決意
偽装の真相
「高木一美」と「森高義数」
ミドリ十字元常務
医師再訪
死亡報告書の真相
微妙な関係
「隠しネタ」
攻める側と守る側
企業の業

第2章
わたしは復活であり、生命である
『勝利の歌』
最後の言葉は「マイ……ワイフ……」
芦溝橋、最初の一発
ミドリ十字会長・内藤良一の経歴
医学報国
「陸軍現役将校同相当官実役停年名簿」
「防衛給水部」
先端企業が受け継いだ「七三一」の技術
絢爛たる顔ぶれ
ミドリ十字とGHQ
米軍・細菌部隊・ミドリ十字
ミドリ十字顧問・北野政次の軍歴
日本医療の「原罪」
フォート・デトリック基地へ

第3章
胎児と胎盤の行方
胎盤の商品化ルート
衆議院内閣委員会議録
胎盤を使う製薬企業
「買血」が許可されている二社
数字のトリック
日本製薬の回答
興和株式会社
「血脈」を追って
人間、スパイになれなきゃ……
胎盤の利用工程
胎盤血利用のメリットとデメリット
ボーズマン博士余話
都条例違反
原生省の反応
医の「倫理」か医の「進歩」か

第4章
元社員の言葉
人工血液開発史
打ち明けられた秘密
病理解剖の結果
ヒトはネズミか!
小柄な老人の話
人体実験第一号のナゾ
夜討ち朝駆け
元役員証言のウソ
FC研究会と病院長
老女の死
注射の意味
日付の記憶
「安全だ」はウソ
フェーズ1を飛び越えさせたもの
主張と事実の食い違い
私たちの推断
責任の所在
実験日改ざん
記者会見
ニュースソース
別れ際の冗談
極秘コピー
パイオニアの誇り
生きていくフィロソフィー

第5章
参議院決算委員会での質疑
発表された機構改革
「調査報道」がもたらしたもの
動きだした大阪弁護士会
生かされていたお骨仏
調査報道と編集局遊軍(佐倉達三)
[補遺]ミドリ十字とエイズ