日本平和論大系　８

日本左翼文芸家総連合編
戦争に対する戦争
馬車屋と軍人（江口渙）
一兵卒の震災手記（越中谷利一）
ポチョムキン・ダブリチェスキー（藤田満雄）
鎖（林房雄）
兵士（鹿地亘）
眼（金子洋文）
パルチザン（小堀甚二）
一等症（北村小松）
橇（黒島伝治）
犬（前田河広一郎）
一本足（光成信男）
砂漠で（村山知義）
野薔薇（小川未明）
シベリヤに近く（里村欣三）
兵と兵（島田美彦）
麺麭（島影盟）
勇士一家（高田保）
敗戦主義（武田麟太郎）
標的になった彼奴（立野信之）
頭の中の兵士（壷井繁治）

（越中谷利一）
谷一等卒
戒厳令と兵卒
一兵卒多仲の死
軍隊の正月と鳥毛の帽子
後に控ゆる者
大尉と石ころ
不発弾
波に飛び込む意識
少年の呟き
何事もないのです、ほんとうに。しかしそうです何となく落付かない私のくせです
折角かばんを拾ったがしかし何にもならなかった
町の瞥見
女と催眠術生活の化物（改題）
あむおにゆうむ・めらう
貴様は敵だ！
旗かげ
飯粒で貼られた伝単
桃園鉄子
一老兵の話
戦旗班活動
土建労働者
病院三題
波
幼少断片

解説壮大な地球規模の戦争の叙事詩（西田勝）
解説関東大震災と文学の証言（大牧富士夫）