図書カエラナカッタ ニホンヘイ000020285

帰らなかった日本兵

サブタイトル1~10
編著者名
長 洋弘 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1994年(平成6年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
265p
ISBN
4022565608
NDC(分類)
916
請求記号
916/C52
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

プロローグ
独立記念日
日本軍の蘭印攻略とジャワ軍政
日本の敗戦とインドネシア独立戦争

1 四つの肖像
マンゴーの墓標【元海軍軍属、藤田清】
スマランの友
ジャワへ
敗走
白い砂
再会
望郷【元陸軍伍長、土岐時治】
召集令状
終戦
涙の文通
帰郷
娘ハルティ
異国の愛【元海軍軍属、上田金雄】
終戦
離隊
結婚
一時帰国
陸軍病院
国軍葬【元陸軍軍属、南里勇】
別れ
拉致
暴発
独立戦争
なんでもお喋り
インドネシア国軍葬
母の手紙

2 断章-残留元日本兵の戦争と戦後
取材の思い出
独立戦争参加者数
独立後の残留元日本兵
懸賞金五千ギルダー【元憲兵軍曹、青山久一】
遠い幻影【元陸軍軍属、宮本英重】
ハリマオ・ジャパン【元海軍上等兵曹、寺岡守一】
故郷は遠くで【元陸軍上等兵、富永定仁】
失われた故郷【元陸軍伍長、勢理客文吉】
後悔【元陸軍一等兵、相沢喜一郎】
岸壁の母【元陸軍上等兵、吉永速雄】
布団爆弾【元陸軍上等兵、菊池源吾】
一生物として生きたい【元南方屑鉄統制組合嘱託、田中幸年】
戦死公報【元陸軍上等兵、林京一】
鎮魂歌【元陸軍一等兵、重河博之】
勇敢な戦友の死【元陸軍兵長、酒井富男】
母への預金通帳【元陸軍雇員、熊崎省三】
スカント誕生【元陸軍兵長、本坊高利】
遠い昔のことです【元陸軍雇員、宮原永治】
役に立たない勲章【元海軍上等兵曹、井上助良】
青春なんてありませんよ【元陸軍曹長、小泉敏雄】
義勇軍の指揮官【元陸軍中尉、前田博】
ひと暴れして死のう【元陸軍一等兵、堀井豊】
我が草臥人生【元陸軍兵長、山本忠雄】
こんなはずではなかった【元陸軍兵長、大塚秀夫】
虎になったスワンデー【元陸軍兵長、山口京次】
短気だったのです【元陸軍上等兵、武藤守】
流され続けた一生のようです【元陸軍軍属、岩元富夫】
刑務所から刑務所へ【元陸軍雇員、庄司重雄】
トロッコで逃避行【元陸軍上等兵、赤岩秀吉】
インドネシア国籍取得【元陸軍主計軍曹、山梨茂】
オランダ人上官に反抗して【元海軍軍属、吉良勝利】
戦犯名簿にあったイニシャル【元陸軍兵長、森下孝之助】
忠良な国民【元陸軍軍曹、石原征后】
妻がいたから【元陸軍憲兵伍長、堤清勝】
戦時補償一時金【元海軍兵曹長、千代森道治】
国は国民がつくるもの【元陸軍上等兵、辛川国次】
ヤブ医者【元陸軍軍曹、木村実】
親友【元陸軍兵長、岩井正男】
若かったから逃げたのでしょうか【元海軍雇員、石堂明吉】
営倉入りよりも【元陸軍兵長、志田安雄】
戦犯【元陸軍憲兵軍曹、衛藤七男】
チピナン刑務所脱走【元憲兵軍曹、田中年夫】
秋田丸とともに散った青春【元海軍軍属、安藤万次郎】
忘れた日本語【元陸軍二等兵、加藤慶明】
三つの祖国【元陸軍雇員、田中秀雄(盧春生)】
バリ島で戦って【元陸軍伍長、平良定三】
我々は軒を借りているのです【元スマトラ拓殖会社、弘田実】
イナルムの重役になるまで【元陸軍軍曹、樋口修】
残された日々の課題【元陸軍少尉、伊丹秀夫】
京都で会った父親【元陸軍曹長、藤原浅次郎遺児、ウイリー・フジワラ】
銃殺された父【元陸軍軍属、梁川七星(梁七星)遺児、エデイ・ヤナガワ】
エピローグ
日系二世訪日団
四十六年振りの軍人恩給
日本・インドネシア関係小史有