台湾万葉集
序文(大岡信)
まえがき(孤蓬万里)
〔台湾版〕序文(犬養孝)
1 悲しきさだめ-自序に代えて(孤蓬万里)
2 爪も伸びたり(洪長庚)1893-1966
3 子らと過しぬ(高秀)1906-1991
4 亡夫を夢見し(呉玉梅)1913-
5 風に乗りしか(李嘉欽)1915-
6 祈りは一つ(高淑英)1916-
7 夕餉に向ふ(江苑蓮)1921-
8 感染恐る(荘啓東)1922-
9 わが来し寺に(蔡善寛)1922-
10 マドロスを呼ぶ(張慶燦)1922-
11 顕たせ囁く(張静恵)1923-
12 脳味噌は空(藍玉娟)1923-
13 カーはわが城(鄭ロウ耀)1924-
14 戸外に古りて(何ダイ貞)1925-
15 定年迎ふ(蔡西川)1926-
16 夫を逝かせり(高愛恵)1926-1974
17 夢の数かず(陳益)1926-
18 しかと掴めず(高阿香)1926-
19 札束数ふ(高淑慎)1926-
20 嫁に任せて(徐静英)1926-
21 昇学塾の(廖玉霜)1926-1991
22 啄木を言ふ(李詩清)1927-
23 ひしと抱きて(顔素貞)1927-1991
24 不気味に静か(林彩雲)1927-1993
25 「特幹」われは(蕭翔文)1928-
26 暁破る(葉顕鎧)1928-
27 可憐の港(黄シン花)1928-
28 汝が恋文を(トウ瑞貞)1929-
29 斯くはあれかし(荘清冷)1929-
30 ふらここを漕ぐ(趙寛寛)1929-
31 医者がじろじろ(蕭慶賢)1929-1974
32 思ひ出残し(楊海瑞)1929-
33 おまけにつけて(游細幼)1930-
34 まみれし手もて(呉順江)1930-
35 空ろにふかす(鍾文慶)1930-1981
36 焚火に憩ふ-その他の人々の短歌
37 一万首詠み-後記に代えて(孤蓬万里)
あとがき(孤蓬万里)