図書目録ニホン ノ センソウ セキニン資料番号:000020183

日本の戦争責任 上

サブタイトル
最後の戦争世代から
編著者名
若槻 泰雄 著者
出版者
原書房
出版年月
1995年(平成7年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
286p
ISBN
4562026820
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/W27/1
保管場所
開架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 どうして日本軍は銃剣で戦車に勝てると信じたのか
日本軍は二昔前の装備
微力の自認1
微力の自認2
海軍の場合
中古兵器で世界を相手に
ノモンハンの戦闘
負けてみなければわからぬ
名将たちの無能さ
弁解にならぬ弁解
海軍も似たようなもの
海軍の愚将たち
石油なく、アルミなく、米もなし
勝算ゼロの戦い
精神力さえあれば
絶望的状態を突破する道
竹槍戦法
「尊厳なる国体・八紘為宇」
“神国”信仰の果て
第2章どうして日本の兵隊は勇戦敢闘したのか
悲惨なる精強
日本人の性格
社会環境
軍紀を維持する暴力装置
異様な集団
『真空地帯』
非自発的軍隊
上官の命は朕が命令
命令のままに動く動物
“個人”の不確立、“良心”の不在
思想・信念の不在の証明
時代に逆行
死・誰がために
お国のために
急造爆弾の死
第3章 どうして日本の軍隊は残虐行為をしたのか
原因究明の必要性
日本軍としてあたりまえのことが
はてしなき戦い
「敵に糧を求める」方針
国際法軽視の基本姿勢
国際法軽視の根ざすところ
日本軍隊に“人道”は存在せず
第4章いったいこの日本の軍隊の統率者はだれだったのか
統帥権の独立
天皇あればこそ
“かつぐ”
軍隊内は天皇だらけ
天皇は陸海軍大元帥
「勅令」ひとたび下れば
“天皇の軍隊”
いわゆる「天皇機関説問題」
軍と天皇機関説
政府の国体明微声明
神権政治への復帰
明治初期の正論
悽然・傷心・長嘆息
愚昧なる国民が前提
盛んな弘報宣伝
“明治の新興宗教”
第5章 いったい日本の戦争目的はなんだったのか
暴支膺懲
東亜新秩序建設
大東亜共栄圏
神がかり
聖戦
“八紘一宇”等々ばやり
「雲をつかむような文字を並べて」
戦争目的は兵隊と無関係
文明と野蛮の戦い
名分なき戦いを自白
戦いに斃れた兵たちの悲しみ、青春を捧げた青年たちの哀れさ
第6章 どうして当時のマスコミは戦争に反対しなかったのか
新聞が反対したら
時代とともに統制強化
新聞紙検閲の状況
“指導”と統制
雑誌編集に対する“指導と懇談”、そして
新聞人の抵抗
出版したら
出版したら2-発禁と削除
出版したら3-発禁本の山
発行人なしで発行したら
映画を作ったら

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