「戦争と平和」少年少女の記録 10
1 原本(下中弥三郎編『綴方風土記』東海・長野・山梨編~九州・琉球編)
〈東海・長野・山梨編〉
つかまった父と兄(小六川口真須江)
名古屋城(小四鷲野澄代)
東山公園(小四吉木信夫)
自由詩ビルディングで働く人(中二梅本兼正)
パチンコ機械つくり(中三黒部敬子)
赤塚のいまとむかし(小四種村栄)
びんぼうと質屋(中二兼松勝弘)
しょうじ紙はり(小六丹沢保)
大水(小六町田勝)
平和のいのり(中二片田公子)
勉強ができない(中一土橋倶子)
〈関西編〉
鈴鹿(中一中里サトル)
津(中三杉野宏美)
神宮の森でぼくたちはなにをしたか(中一本多宏吉)
工場へかよう人々(中一鳥山時子)
父は花王石けんへ(中二黒江進)
ネル工場と父(中二高垣登志子)
しっきとかさ(小六久保幸代)
どうすれば差別がなくなるか(中二楠本順子)
しごとがないから(小六加藤輝子)
神戸のさん橋にいって(小五中村凱宜)
女工さん(小六生駒悦子)
定年まえ(小四米村勝)
東大寺の近くで(小六杉本穆)
がっかりした(小六山田健二郎)
〈瀬戸内・四国編〉
月夜の稲かり(小六壷井智恵子)
自由詩ぼくのあたま(小四河合賢治)
原爆後の広島(小六河野通)
おそろしい原子爆弾(小六苗岡良子)
自由詩へいたいも死んでいた(小六山口英雄)
自由詩せんそう(小三藤本雄三)
自由詩やけあとで(小六水川スミエ)
戦争はごめんだ(小六和泉美登里)
自由詩あの日(小六寺西邦雄)
自由詩先生のやけど(小二かくたにのぶこ)
自由詩鉄道草(曾我益子)
「四人のジープ」の町(中三隆杉憲行)
混血児(中二山代みどり)
自由詩江田島にて(中二山代みどり)
自由詩新聞をみた(小三井上洋一)
土地をとられる(中三石崎孝子)
自由詩だぶの魚(中二米森省三)
田をとられる(中一秋山博)
自由詩さらされた骨(中三村兼芳子)
自由詩雨の日(中一木下啓佐)
自由詩ジープと雲(中三隅田忠義)
戦争はやめてもらいたい(中一好野和男)
関門トンネル(小六原田武孫)
連絡船(小五木下正治)
自由詩おにいさん(小五土肥三重子)
海をこえてくる女工さん(小六田中孝季)
わたしののぞみ(小三生駒恭子)
板垣退助(中二西森茂夫)
〈北陸・山陰編〉
相川金山(中三岩崎賢)
自由詩はがやしい(小四浜谷幸子)
ひどいそんするぞ(小四高木俊児)
自由詩あのころはよかったろう(小四大橋利昭)
自由詩戦争で貿易がへっていく(小四川昭利)
自由詩アメリカ船(小四山下保典)
自由詩中国との貿易(小四南進)
自由詩硫安第一船朝鮮へ(小四湊谷秋夫)
日本海の港(小四二上昌子)
旧兵舎にすむ(中二西村敏子)
自由詩保安隊(小六沢辺洋子)
六月十四日(小六坪田旌子)
すわりこみ(小六船本富士子)
浜だくもん-浜へながれついたたきもの(小六中川恵子)
びら(小六前川春江)
えんしゅう場をつくらないで(小六今本政子)
工場で働くおかあさん(小六山本詔子)
和紙つくり-岡本-(中一加藤隆規)
朝(中二村松一枝)
「よかった、よかった」(小六石津裕)
へんな気持ちがする(小六数田広一郎)
おとうさんは帰ってこない(小四松本佳代子)
わたしのうち(小四古屋和子)
しずんでいる軍かん(小五荒張洋司)
砲台(小五田中武夫)
自由詩こうえん(小三広谷弥生)
港(小六河田満智子)
うちは売店(小五丸山悦子)
むねのびょうき(小四丸山善一)
けっかくの多い町(小六瀬野宏子)
くびきりをやめて(小三森田元義)
うみにふねをうかべても(小三辻正行)
アメリカ兵のすむ村では(小六田千代子)
税金(小六福田鉱史)
〈九州・琉球編〉
自由詩りっぱにみのるまで(小五森島正輝)
母の一日(小四定方一美)
会社からの通知(小五内田民子)
わっしょい、わっしょい(小五原田昇)
自由詩ぼくのゆめ(小六大塚勇次)
船のまち(小六村上悦朗)
李承晩ラインにふれて(小六北田昭)
だほされた父(小六佐名千津子)
石ころのみち(小六松尾栄子)
自由詩ほあんたいの家(小四松本斉)
空しょうあと(小六鳥山昇)
住宅と店(小六南治幸子)
よみがえる軍港-佐世保-(小六北野康典ほか)
みっ航してくる、かん国人(小六吉岡正勝)
海をわたってしごとに(小六宮原信)
キリシタン(小六畑田洋子)
李ラインもんだいを解決しよう(小六平屋晃代)
李ラインによってうける損害(小六榎本一馬)
鉄工場(小六内門幸一)
憲法は改正されたが(中一新保英城)
まちかねた奄美大島の日本復帰(中一里和武)
す足の人びと(中二南逸郎)
軍作業(小四伊敷幸太郎)
井戸の中(中一内間安吾)
大きなお墓(中一宜保愛子)
首里城(小五島袋和好)
国頭へ(中二手登根澄子)
ひめゆりの塔(中三仲尾根敏子)
祖国復帰を-わたしの願い(小六伊波武子)
解説小・中学生の目がとらえた新しい日本列島
2 原本(無着成恭編『山びこ学校』)
母の死とその後(江口江一)
父の思い出(江口俊一)
〈学級日記より〉
雑誌はなぜつぶれるか(一九四九年八月十九日)(長橋アサエほか)
おひかり様(一九五〇年二月十一日)(長橋カツエほか)
ぼくの家(木川進)
もえない根っこ(川合実)
稲(川合ハマ子)
田(小笠原勉)
ぼくはこう考える(佐藤藤三郎)
〈調査報告〉学校はどのくらい金がかかるものか(佐藤藤三郎ほか)
解説中学の一学級全員が書いた生活記録
資料有