目撃者が語る昭和史　第３巻

監修のことば（猪瀬直樹）
十五年戦争への道（平塚柾緒）
第１章　満州領有工作
秘められた満州事変の導火線（小日向白朗）
戦争放火者の側近（平野零児）
私は関東軍を告発する（田中隆吉）
第２章　柳条湖事件と「事変」の勃発
中村震太郎大尉殺害の真犯人（片倉衷）
証言構成・柳条湖事件の真相
黒竜江の王者・馬占山会見記（橋本登美三郎）
帝国陸軍の″非行少年″（今村均）
第３章　満州建国の舞台裏
連盟脱退とリットン卿の役割（楠山義太郎）
リットン調査団を欺く関東軍（アムレトー・ヴェスパ）
張景恵総理との１０年間（松本益雄）
第４章　謀略の大地
満州建国の黒幕・甘粕正彦（武藤富男）
対談・ハルビン特務機関夢破れた異邦人工作（香川重信ｖｓ筑紫平蔵）
特務機関員・ヴェスパの満州脱出（太原要）
男装の麗人・川島芳子秘話（トーマス・アベ）
第５章　「王道楽土」に生きて
わが兄・石原莞爾（石原六郎）
馬賊放談・せまい日本にゃ住みあきた（小日向白朗ｖｓ檀一雄）
「満鉄」その満州開発４０年の軌道