図書タイヘイヨウ センソウ ト ニホン グンブ000019610

太平洋戦争と日本軍部

サブタイトル1~10
近代日本研究双書
編著者名
野村 実 著者
出版者
山川出版社
出版年月
1983年(昭和58年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
11,400,13p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/N95
保管場所
開架一般
内容注記
巻末:軍事関係年表
和書
目次

まえがき

序説 太平洋戦争と日本軍部
歴史の教訓
日独伊同盟
開戦
戦争と終戦

第1部 歴史の教訓
歴史に秘された命令
連合艦隊司令部の密封命令発出
大本営の対応
第二艦隊司令部内の北行反対意見
東郷平八郎の立場

日米関係―通商航海条約破棄
日米通商航海条約の意義
両国の東亜政策の分析
東亜新秩序宣言と条約破棄通告

日英関係―浅間丸事件
大戦突発とドイツ船舶
アメリカ大陸のドイツ人船員
中立船舶内にある人員の地位
ドイツ人船員の太平洋横断
浅間丸の出港とイギリスの申し入れ
日本海軍の態度決定と回答
浅間丸事件の生起
日本人の反英機運の爆発
対英抗議と後続商船護衛
政治的解決

第2部 日独伊同盟
第一次同盟交渉―複雑怪奇
現地
内閣
陸軍
海軍

日独伊ソ連合思想―萌芽と崩壊
世界情勢
思想の萌芽と陽明文庫史料
史料作成者の検討
松岡洋右の登場と思想の崩壊

第二次同盟交渉―海軍首脳の立場
及川古志郎
山本五十六
責任当局の決定と及川・山本

同盟の流れの一断面―米内光政と阿南惟幾
日本の対独接近と米内の心情
同盟の成立・終末と阿南の心情

第3部 開戦
戦争計画―急場の決定
歴史のなかった戦争計画
戦争計画のはしり
全面禁輸直後の検討
開戦時の戦争計画
歴史が示した現実の結果

作戦計画―陸海軍の不調整
年度作戦計画の意義
対一国作戦主義
対一国作戦主義の崩壊
動員・出師準備計画の不調整

海軍の対米七割思想
開戦と七割思想
思想の萌芽
ワシントン条約と七割思想
ロンドン条約と七割思想
条約離脱と七割思想

補論 日本の石油備蓄政策
満州事変
先行した海軍の備蓄
シナ事変
続行する民間の備蓄など
対日経済制裁の実行
日本の第二次世界大戦参戦

第4部 戦争と終戦
米内光政の役割
最初の軍令部総長案
組閣と離現役
開戦前の現役復帰構想
現役復帰と終戦

対英戦略
インド洋方面の作戦
Z作戦とY作戦
インパール作戦と終戦

敗戦原因の研究
戦争指導者
外交
内政
日本人一般
政治と軍事
陸軍と海軍
軍戦備

あとがき

軍事関係年表

索引あり