図書キンダイ ニホン ノ キセキ000019587

近代日本の軌跡 10

サブタイトル1~10
「帝国」日本とアジア
編著者名
/浅田 喬二 編者
出版者
吉川弘文館
出版年月
1994年(平成6年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
273p
ISBN
4642074449
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/Ki42/10
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p269-270
和書
目次

1 東アジアの「帝国」日本(浅田喬二)
日本の侵略戦争と植民地領有
日本による植民地統治の特徴
抗日民族運動の発展
侵略戦争・植民地支配の責任と戦後日本政治
2 開国期における海外植民論(小峰和夫)
近世鎖国体制と対外交渉
鎖国の危機と海外計略論の登場
開国近代化と海外植民論
3 植民地「帝国」への道(君島和彦)
日清戦争
日露戦争への道
日露戦争
韓国「廃滅」への道
韓国廃滅政策の実行
4 植民地支配の構造(君島和彦)
日清・日露戦争と植民地帝国の成立
第一次世界大戦と他民族支配
一九三〇年代の中国侵略と傀儡政権の誕生
日中戦争と東亜新秩序体制
5 植民地地主制と農業(風間秀人)
植民地地主制の成立過程
一九二〇年代の植民地地主制と農業
戦時下の植民地地主制
6 植民地経済と工業化(高橋泰隆)
植民地の特産物
一九三〇年代の工業化
7 天皇制教育と皇民化政策(宮田節子)
天皇制教育の開始
天皇制教育の本格化
皇民化政策の展開
皇民化政策の構造
徴兵制の実施と皇民化政策の終焉
8 民族的差別と蔑視(山田昭次)
はじめに-日本敗戦期の日本人と朝鮮人・中国人-
文明開化と日本・アジア
日清戦争と民族差別・天皇制
関東大震災の朝鮮人・中国人虐殺と日本人民衆の意識
朝鮮人・中国人強制連行と民族差別
9 抗日ナショナリズムと抵抗運動(田中恒次郎)
はじめに
アジアの開国と日本
ナショナリズムと抵抗運動
近代日本と東アジア
日露戦争と大陸侵略拡大
満州国建国と「反満抗日闘争」
10 「大東亜共栄圏」の実像(後藤乾一)
近代日本の東南アジア認識
開戦前の東南アジア
占領地軍政の展開
抗日抵抗運動
11 日本の敗戦とアジア諸国の独立(岡部牧夫)
はじめに
戦後日本の国民心理
歴史研究の論理の混乱
いくつかの前提
日本の戦争目的
独立への道-英・米領の場合-
独立への道-蘭・仏領の場合-
植民地の産業施設
挿図・挿表・参考文献有