図書キンダイ ニホン ノ キセキ000019582

近代日本の軌跡 5

サブタイトル1~10
太平洋戦争
編著者名
/由井 正臣 編者
出版者
吉川弘文館
出版年月
1995年(平成7年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
263p
ISBN
4642074392
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/Ki42/5
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p259~260
和書
目次

1 十五年戦争と現代(由井正臣)
「大東亜戦争」から「太平洋戦争」へ-戦争観の転換-
現代日本とさまざまな戦争観
おわりに
-戦前・戦後の連続と断絶-
2 昭和恐慌とファシズムの台頭(須崎慎一)
政党政治の規定性
大恐慌の襲来とロンドン海軍軍縮条約問題
満州事変と五・一五事件
軍部とファッショ化
二・二六事件
3 「満州」侵略と国際的孤立化(芳井研一)
満州侵略とその国際環境
上海事変と「満州国」の成立
国際的孤立の選択
4 ファシズムと知識人(北河賢三)
日本主義の高揚
ファシズムと自由主義
反ファシズムの思想と文化運動
5 日中全面戦争の展開(伊香俊哉)
日中戦争の拡大と南京事件
戦争犯罪の諸相
日中戦争からアジア太平洋戦争へ
6 国民精神総動員と大政翼賛運動(荒川章二)
はじめに
ファシズム国家へ
侵略拡大と国民統合
沖縄の精動・翼賛運動
日本ファシズムの特質
7 アジア太平洋戦争(纐纈厚)
戦局の推移
戦争指導体制と統帥権独立問題
日本軍の作戦・用兵の特徴
8 戦時下の抵抗(姜克実)
石橋湛山のドイツ広域経済理論批判
「大東亜共栄圏」から世界へ
戦後世界秩序の展望
9 戦時下の女性(鈴木裕子)
国民皆働と「女子徴用」問題
戦時女子教育における「勤労」と「母性」
「女子勤労」と“性”をめぐって
10 「大日本帝国」の崩壊(吉田裕)
戦局の悪化
軍部内部における変化
国民意識の変容
戦争終結への動き
挿図・挿表・参考文献有