図書ゾク ゲンダイシ シリョウ000019564

続・現代史資料 11

サブタイトル1~10
占領地通貨工作
編著者名
/多田井 喜生 [編]・解説
出版者
みすず書房
出版年月
1983年(昭和58年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
104,977p
ISBN
4622026619
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/G34/11
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

1 国民政府の幣制改革と日本の対応
国民政府幣制改革の沿革及び関係法規(日本銀行調査局)
英国の対支財政援助問題-リース・ロスの渡支(外務省亜細亜局)
幣制改革に関する外務省、大蔵省、陸軍、日本銀行電報
幣制改革に対する日本側の態度
華北における日本の金融工作の開始

2 日中戦争と中国聯合準備銀行の設立
第三委員会決定上申書類(昭和十二年十一月~十三年十月)
中国聯合準備銀行設立関係書類(興亜院経済部第四課)
北支那通貨工作の概要と中国聯合準備銀行に就て(聯銀顧問室)

3 華中における通貨工作の進展と中央儲備銀行の設立
興亜院主管重要決定事項・上(昭和十三年十二月~十六年二月)
華興商業銀行の栞(華興商業銀行)
中支那通貨工作の回顧(相馬敏夫)
中支通貨方針案(青木一男)
中央儲備銀行の設立とその概要

4 軍票価値維持対策と太平洋戦争直前の通貨工作
興亜院主管重要決定事項・下(昭和十六年一月~十七年十月)
軍票価値維持対策と法幣崩落
国民政府三億円借款
物資買付
中央儲備銀行保有外貨・旧法幣の特別自由円勘定振替
開戦の際の「在支通貨処理」

5 開戦後の通貨金融施策と儲備券による旧法幣の整理
開戦後の通貨金融施策
南方開発金庫の設立
新旧法幣交換
中央儲備銀行に対する指導体制強化

6 預け合契約改訂問題と「対支緊急経済施策」
聯銀-鮮銀・正金預金協定
儲備銀行-正金預け合契約
「対支緊急経済施策」-綿糸布買上と金操作-

7 太平洋戦争末期の通貨工作
「支那及南方地域ニ対スル通貨政策」(閣議決定)
「対支緊急措置」
対日送金制限
外資金庫の設立
十九年後半の通貨金融資料
「支那戦時経済確立対策」に関する諸決定
終戦と円系通貨圏の崩壊

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