図書カントウグン000019469

関東軍 1

サブタイトル1~10
戦史叢書 27 対ソ戦備・ノモンハン事件
編著者名
防衛庁防衛研修所戦史室 著者
出版者
朝雲新聞社
出版年月
1969年(昭和44年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
751p
ISBN
NDC(分類)
391.26
請求記号
391.26/B62/1
保管場所
開架一般
内容注記
付(図6枚 袋入):満州国地図他5枚
和書
目次

序章 露国及び満州に関する歴史的展望
対露関係
対満州関係
昭和初期に至るまでの満州、中国の風雲
第1編満州事変勃発まで
関東軍の創設と任務
ソ連邦の基礎確立と赤軍
第一次世界大戦後における日本陸軍
軍の近代化に対する意欲とその実現性
第一次大戦に対する戦史研究
日本陸軍独特の戦法確立
日本陸軍の対ソ観
対露作戦計画と作戦資料
作戦計画の性格
作戦計画の前提たるべき国防方針、用兵綱領
対露作戦計画(考案)
作戦資料の収集、研究
第2編 極東ソ領及び外蒙領域の戦略的価値
極東ソ領の兵要地誌的特性
極東ソ領、外蒙領域の戦略的特性
第3編 満州事変からノモンハン事件前まで
ソ連の概況
注目すべき一九三五年ないし一九三六年(昭一〇~一一)の動き
当時における日本陸軍の対ソ認識
満州事変と対ソ関係
事変をめぐる対ソ判断等
日満協同防衛の基本確立
関東軍司令官の任務の変遷
満軍の概要
変遷の大観
第一期-建軍時代
第二期-整軍時代
対ソ背面の固めと中共軍の動き
熱河作戦後の華北、蒙彊の概況
華北及び蒙彊に対する日本側の施策
中共軍の対日守勢持久戦略
国防方針、用兵綱領の第三次改定と国力、軍事力の強化
参謀本部石原作戦課長の構想
方針、綱領改定の経緯と趣意
国防力の強化と陸軍軍備の充実計画
ノモンハン事伴前における彼我両軍の状況
建軍の本義、その他
編制装備
戦法の概観
関東軍と極東ソ軍の戦備戦力の比較
国境築城
各正面陣地の編成等
陣地守備の総兵力
昭和八年度以降における彼我両軍の作戦考案
予想されるソ軍の包囲攻勢企図
戦備の格差増大に伴う日本軍考案の三段階
「八号作戦計画」試案
第4編 国境紛争(ノモンハン事件を除く)
国境紛争の大観
主な紛争(張鼓峰事件を除く)
張鼓峰事件
一般情勢と現地の日ソ両軍
事件の原因、動機、特質等
事件の発生と朝鮮軍及び大本営の意図
武力行使に対する中央部の考えと作戦構想の大筋
留保になった武力行使の大命
事件の再燃と第十九師団の独断攻撃
朝鮮軍及び大本営の措置
ソ軍の第一次奪回攻撃とわが方の兵力強化
第十九師団撤収の大命
ソ軍の第二次奪回攻撃と師団の空気
深刻な戦況に対する師団、軍及び大本営の統師
作戦末期の兵力強化及び損耗人員に対する補充
関東軍及び大本営の講じた戦略牽制
停戦
国境画定及び事件終了後の日ソ両軍
第5編 ノモンハン事件
経過の概要、情勢、事件の特質等
ノモンハン事件の前提要項
第一次事件
東捜査隊の出動
山県支隊の出動
第二次事件の発端と関東軍及び大本営の統師
タムスク進攻第一撃
包囲殱滅を企図した両岸攻撃
攻撃のための諸準備
右岸攻撃の実施
左岸攻撃の実施
ソ軍の行動
左岸からの撤退
撤退に引き続く師団長の右岸攻撃企図
この時期における航空作戦
七月上旬後半期における師団の戦闘
歩兵の夜襲方式による右岸攻撃
フイ高地の確保とノロ高地占領
航空作戦に疲労のきざし
関東軍及び中央部の戦況に対する観測
安岡支隊の解組及び原駐地帰還問題
砲兵戦主体の右岸陣地攻撃
関東軍の砲兵力強化意図と用法の研究
砲兵戦準備命令の下達
砲兵戦に対する自信と期待
攻撃命令及び計画
戦闘実施
七月下旬における空地戦況の概要と師団長の所懐
七月中、下旬におけるソ軍の動き、日本軍の攻勢企図断念等
微妙なソ軍の積極的動向
関東軍、攻勢企図の断念
大本営の統師、処置
関東軍、中央間の疎遠(参謀次長視察問題)
彼我主力の持久戦と一部の決戦
ノロ高地以北の持久戦
ノロ高地東側及び東南部地区の遭遇戦的決戦
八月上、中旬における地上戦闘
航空及び高射砲部隊
作戦と情報
当時における情報業務処理の大要
関東軍情報の三つの柱
作戦と情報との関係
インスピレーション情報の色彩の濃い
ソ軍の八月功勢と日本軍の作戦
彼我攻防の大要
初動における関東軍の統師と戦況
日本軍の攻勢移転
攻勢移転失敗後における第六軍の戦場統師
八月下旬における第一線諸隊の戦闘
諸隊の勇戦
急迫した場面の軍隊指揮
師団長直率部隊最後の突進と脱出
作戦末期における第六軍、関東軍及び大本営の統師
八月下旬後半における新作戦に対する現地の企図
ソ軍の攻勢に対する大本営の兵力強化
作戦終結に関する大本営の処置と関東軍
作戦終結後の若干の問題
付録、別冊・付図あり