第二十七師団のあゆみ
装丁:1000円
武漢戦場羅盤山の詩(本間雅晴)
序(竹下義晴)
序(落合甚五郎)
まえがき(太田公秀)
写真
支那駐屯地歩兵第一、第二、第三聯隊軍旗
歴代師団長
師団編成初期〔武漢戦参加〕の各団隊長と師団司令部の首脳部
第一章 師団の誕生と武漢戦参加
第一節 師団の編成と特質
第二節 武漢攻略戦
一、師団の集中
二、瑞昌より箬溪に至る作戦
三、箬溪より慈口鎮に至る作戦
四、粤漢線遮断に向う作戦
五、通城に至る迫撃作戦
第二章 天津附近警備間の活動
第一節 天津附近の警備
第二節 天津英仏租界の隔絶
第三節 天津附近大水害の克服
第四節 大東亜戦争の勃発と旧英租界の行政移管
第五節 冀東地区の粛清作戦
第三章 満州移駐
第四章 支那大陸縦断作戦
第一節 京漢線打通作戦
第二節 湘桂作戦
第三節 広東省恵州への進出
第五章 華東戦線への転進と終戦
第一節 華東戦線への転進
第二節 終戦の大命と西山万寿宮周辺に於ける軍旗奉焼
第三節 上海西方地区への転進
第四節 集中営生活と接収業務
第五節 復員〔帰国〕
第六章 協力寄稿集
第一節 師団司令部
一、本間将軍の思い出(大木堅造)
二、本間将軍御最期の状況(高杉善治)
三、落合師団長と湯恩伯司令部高官のこと(多々良静夫)
四、終戦時の衛生材料接収(青柳武大)
第二節 歩兵団司令部
一、松山歩兵団長の想い出(湯田国男)
第三節 支那駐屯歩兵第一聯隊
一、武漢戦詩の一部(長谷川基)
二、聯隊初期の思い出(木原義雄)
三、速水上等兵の功績(太田公秀)
四、第九中隊の思い出(宮静孝)
五、聯隊の虎の子(内海通勝)
六、第六中隊の思い出(宮田裕生)
七、唐山幹部候補生隊(赤塚僚三)
第四節 支那駐屯歩兵第二聯隊
一、追憶(岡崎清三郎)
二、思い出の記(吉田茂登彦)
三、朝鮮出身者の義勇隊に就て(宮崎武之)
四、幸運〔敵方からの助け船〕(井上進)
五、且つ教へ且つ戦う聯隊長(桜井文雄)
六、印象に残って居る事ども(谷口義美)
七、本間閣下の温情(笠井義人)
第五節 支那駐屯歩兵第三聯隊
一、聯隊の行動を顧みて(宮崎富雄)
二、麒麟峯附近の激戦(宮崎富雄)
三、大隊長時代の思い出(湯田国男)
四、河北警備の思い出(町田一男)
五、大陸縦断作戦の思い出(深谷高三郎)
第六節 師団捜索隊
一、支那駐屯騎兵隊の沿革(瀬島俊彦)
二、武漢戦及びその後の師団捜索隊(鳥海清吉、瀬島俊彦)
第七節 山砲兵第二十七聯隊
一、聯隊の記録(永野叢人、大橋武夫、菅沼栄)
第八節 工兵第二十七聯隊
一、武漢戦及び天津帰還後の我が聯隊(内藤正秋)
二、南満移駐後解散までの聯隊の行動(橋本時夫)
第九節 輜重兵第二十七聯隊
一、大陸縦断作戦より復員迄の行動(林田倫夫)
第十節 師団通信隊
一、追想(鳳正文)
第十一節 師団衛生隊
一、広田部隊に就て(中原孝夫)
第十二節 師団病馬廠
一、病馬廠の行動(広瀬素三〔旧姓島田〕)
第十三節 民間関係者
一、本間雅晴将軍の或る日〔冀東地区従軍譜〕(萩尾宰一)
二、今だから語らう「北支の思い出」(中山佐吉)
三、国防婦人会天津支部の記録(中山清子)
第七章 本間部隊会のあゆみ
第一節 本間部隊会の誕生
第二節 本間部隊長墓前祭
第三節 本間部隊会発展の経過
第四節 第十回大会〔第二十七師団会記念大会〕の状況
附表 第二十七師団主要事項歴日表
附図第一 武漢攻略戦経過要図
附図第二 天津附近警備間の兵力配置要図
附図第三 支那大陸縦断作戦経過要図
附録第一 師団編成前の品駐屯軍以来の沿革
附録第二 編成から終戦までの全期間に於ける師団各隊の戦没者数
附録第三 師団歴代各部隊長名簿
附録第四 武漢攻略戦参加将校名簿
附録第五 第二十七師団秘匿名
附録第六 兵団歌並に各部隊歌
附録第七 師団最後の慰霊祭〔於無錫〕に於ける師団長弔詞
附録第八 終戦時に於ける支那総軍司令官の訓示
あとがき
編纂委員の氏名