学徒兵われら
学徒出陣―その意義と背景
〔校史・隊史関係〕
陸軍予備士官学校制度の沿革・変遷
陸軍予備士官学校教育綱領
幹部候補生制度の沿革・変遷
久留米第一陸軍予備士官学校小史
雄健神社について
南方軍幹部候補生隊略史
久士南鳳会全国総会(慰霊祭)の経緯
祭文
〔在天の霊安かれ・追悼篇〕
靖国神社への「楠之木」献木について―沖縄水上特攻関係―
弟のことども(井上志熊)
最後は「若楠」と共に(遺稿)(久保夕子)
頭を負傷せるも最後の戦闘へ(峠ユキヨ)
心やさしかった兄(中山五郎、中山義弘)
弟耕平のこと(野田演吉)
正木尚夫の戦死(正木忠生)
「正信偈」をあげて出撃(無漏田ジャウ)
立本弥夫兄の墓前で(今村靖臣)
弟、浜永鎮を偲んで(玉田逸枝)
弟、三朗よ安らかに―南方軍転属関係ほか―(故人・森岡義明)
故林区隊長を偲ぶ(早川四郎)
皆様と共にあったのを誇りに(佐伯富恵)
病に倒れどんなに残念か(安藤サキ・故人、河合妙子)
安藤稔君の霊にささげる(野砲五四聯隊同期生一同)
“瞼の父”中原憲一(中原孚)
英夫の留魂の地の真砂を(東森絹代)
親と弟妹思いだった兄(太田人司)
藤川薫の思い出(藤川祐一)
息子のこと(河野チヨコ)
兄の思い出(松本昭三)
死の病床で軍歌を(吉村美代子)
〔沖縄水上特攻関係〕追加
北川一春兄の霊に捧ぐ(吉川哲次)
〔入営前後篇〕
学徒出陣(福島光男・機関銃-3)
入営初夜(落合貞雄・機関銃-3)
太っ腹だった田尻教官(坂井清美・大隊砲-2)
幸運だった初年兵時代(津村義治・機関銃-1)
久留米への臭い道のり(森川省三・速射砲)
〔久一士篇〕
入校訓辞(樋口敬七郎・学校長)
至誠は必ず天に通ず(永井義右衛門・第四中隊長)
教育の思い出(大谷毅・機関銃中隊長)
珠玉の涙(牧山新次郎・二-4区隊長)
久留米でのこと(渡辺泰助・二-5区隊長)
全身全霊打ち込んだ日々(藤田正明・四-1区隊長)
学徒兵指揮官(若槻耕三・四-2区隊長)
かけがえのない奇しき絆(高木幹・四-3区隊長)
久留米以後―私の履歴書(岡本等・四-5区隊長)
命がけの修練―人間道(植木定久・大隊砲2区隊長)
高良台の思い出(岸本千年・大隊砲2区隊付)
漢詩・出陣の賦(一)(井口秀明・四-2)
重かった四一式山砲(今村靖臣・聯隊砲)
友情の重さ(小林武夫・二-5)
野田耕平君を思う(島本正見・大隊砲-2)
野田耕平君に捧ぐ(矢野直彦・大隊砲-2)
古びた冊子(城田哲夫・機関銃-2)
久一士でのエピソード(立花秀夫・四-5)
白布は白い花?だった(山下弘巳・四-3)
擲弾筒の止め鐶(山野巧典・四-5)
久留米とスマランを想う(吉岡光治・二-1)
鍛えぬかれた充実の日々(田島直重・二-1)
女房持ち候補生(浜中秀彦・二-1)
〔福知山篇〕
あのころのこと(中村貢・生徒隊本部付)
福知山の想い出(浜中秀彦・二-1)
福知山から護西兵団へ(山本武司・機関銃-4)
〔南方移動篇〕
秋雨の門司港(松尾昌敏・四-1)
南方へ(河野誠之助・機関銃-4)
思い出の記(佐々木俊治・四-2)
長山丸にて(白水浩平・機関銃-4)
二つの征途(徳原淳雄・四-3)
栗田艦隊との奇遇(長谷川正名・野砲)
海路の思い出(馬場春夫・四-3)
バシー海峡を渡る(内海千秋・野砲)
認識番号(四)四四四(山本裕光・四-4)
あの時のこと(岸川栄・四-4)
生命力の強さに驚嘆(村田実・二-1)
南下の記(山県恂・機関銃-3)
重油の海に八時間(浜上洋一・聯隊砲)
四十年ぶりの邂逅(関谷義男・日本船舶機関士協会)
長山丸航海日誌(宮越賢治・長山丸船長)
泰東丸の最後(徳原淳雄・四-3)
南方渡航船舶の消息(立花秀夫・四-5)
〔南幹候篇〕
壮途ヲ送ル辞(中村淳次・南幹候隊長)
第十一期の出陣に寄す(大久保朝雄・歩兵隊長)
今こそ声を大に(牧野綜一・第三中隊長)
第三中隊のこと(早川四郎・三-3区隊長)
三十八年前の思い出(若槻坦雄・機関銃2区隊長)
久留米、スマランの先輩として(久保田淳一・歩兵砲区隊長)
漢詩・出陣の賦(二)(井口秀明・四-2)
南方戦線再訪記(加藤〓二・二-5)
匍匐競技で十一期の意気を(島田潔・四-5)
南幹候隊の想い出(橋本忠夫・二-5)
青春回憶(松本養一・二-2)
〔沖縄特攻篇〕
祖国愛に燃えた青春群像(秋山軍士・聯隊砲区隊長)
陸軍水上特攻について(大園久松・四-2)
奇跡の敵中突破(前田力敏・四-2)
一瞬に分かれた生と死(古賀一成・四-4)
散華した九英霊に捧ぐ(佐々野正憲・速射砲)
第二七戦隊同期生戦闘記録(古賀一成・四-4)
〔内地勤務篇〕
学徒出陣の思い出(西川宏・機関銃-4)
地獄の入り口を見た日(大隈秀夫・速射砲)
われ、かく戦えり(阿比留熊蔵・四-4)
一筋の飛行雲(中島米夫・四-5)
“憲兵少尉”で首相官邸警備(松田正康・四-3)
巣鴨私感(獄中の記)(野田英彦・四-2)
〔大陸・台湾篇〕
弱兵・東満へ赴任す(平井保五郎・速射砲)
北帰行(黒川順三、佐瀬浩史・野砲)
黄塵の中の青春(友野幸人・野砲)
思い出に生きるのはまだ早い(大石脩・野砲)
〔仏印・タイ・マレー篇〕
ラオス山中、戎衣の旅(芦田信夫・二-1)
仏印にて(井関清・二-1)
マゲラン・仏印“奮闘”記(原田泰彦・四-1)
捕虜輸送でゲリラと交戦(岡部孝徳・四-4)
軍旗の思い出(安永勝・機関銃-3)
マレー・タイ・仏印往復記(重富昌一・二-1)
バンサパンヤイ痛恨の三十分(高野一夫・速射砲)
スマラン―バンコク半年の旅(福本敦郎・二-1)
石造りの砲身(石突敏・二-3)
マレー半島北上記(太田十三・四-2)
何れが是か非か(川野忠夫・機関銃-2)
友と二人の兄を失う(木塚大吉郎・速射砲)
〔ジャワ・スマトラ・ボルネオ篇〕
万邦大和大結(経沢藤一郎・南幹候一-4区隊長)
ブンガワンソロ(池田武生・機関銃-1)
南溟に散った長沼正信君(楠一夫・速射砲)
重巡「足柄」遭難記(桑原清海・二-5)
私の宝物(島田仁志・二-1)
忘れ得ぬ人(白水宗一・四-4)
ジャワ追想の記(広江芳郎・二-1)
忘れ得ぬ“ジャワの反乱”(村上薫・四-4)
父との出会い(長野博・二-3)
それきり会わぬ天の川(牟田忠彦・機関銃-2)
スラマット君のこと(山本洋・機関銃-2)
南十字星と言葉(大久保啓三・野砲)
悪運(桑原豊・速射砲)
イ民族戦中・戦後の回想(花田惟孝・二-3)
原住民との友好を信じて(青柳啓次・速射砲)
“ならず者”隊の小隊長(本田欣也・聯隊砲)
谷萩那華雄少将の想い出(森山慶三・機関銃-4)
ボルネオのバウを目指して(藤永公巌・二-3)
〔ビルマ篇〕
抑留生活の思い出(井上健・機関銃-4)
ビルマの思い出(上野日出刀・四-3)
ジャワは極楽、ビルマは地獄(扇勝俊・四-5)
ビルマ抑留生活記(田尾忠義・二-4)
ある出逢い(高田誠一・四-5)
忘れえぬ馬場大佐の温情(田上保夫・聯隊砲)
煉獄の青春記(寺山昇・四-1)
徴集から復員まで(仲健一・二-4)
黄金のボタン(中島繁之・四-3)
軍用物資の“横流し”(野崎博通・聯隊砲)
明日は何処の我が運命(橋山重彦・四-5)
歩兵第一二一聯隊行動概要(遺稿)(古谷英夫・二-5)
ビルマ再訪記(宮本健次郎・二-5)
戦いの跡―同期生の絆(向井富郎・二-3)
或る悲哀(本松甫助・四-5)
南方日記抄(山口鉄男・二-2)
ささやかな軍歴(大石台五郎・四-2)
特技は練兵休だった(山田正義・速射砲)
終戦前後あれこれ(中村清彦・機関銃-1)
「賞詞」の思い出(河田恭典・二-3)
日章旗(遺稿)(島田宏・二-2)
〔レンパン・復員篇〕
“レンパン記”(抄)(上田孝治・機関銃-3)
苦中活歩―レンパン日記抄(古賀英俊・四-5)
井上軍医中尉殿(西本顕明・二-4)
復員船での国旗掲揚(中川義雄・二-3)
帰国の記(山崎善雄・機関銃-1)
ふるさとまで(松尾昌敏・四-1)
若気のいたり(福田誠・二-2)
〔所感・随想篇〕
わたしにとっての軍隊生活(田中敬・二-4)
吉川清士君を偲ぶ(名波谷信幸・二-4)
思い出の記(阿武至朗・二-3)
四恩に報じる日々(飯沼久範・野砲)
転属―敗戦―戦後に想う(伊藤昇・四-5)
無と有の五年間(岩井憶行・野砲)
印象教育の頃(太田稔・機関銃-1)
還らぬ戦友に捧ぐ(川野大太郎・機関銃-1)
思い出あれこれ(岸田雄三・速射砲)
人間の勉強(木田宏・聯隊砲)
タイムトンネル(後藤勇雄・四-5)
貴重な体験を心の糧に(白倉万亀夫・四-3)
時のかたみ(角健吉郎・機関銃-2)
征途―敗戦―再会(藤河紫郎・四-1)
動かないネガ(藤原弘達・機関銃-4)
母に貰った百円札(森田啓二郎・速射砲)
三人の愛孫に遺す(遺稿)(義始繁人・二-5)
頑迷固陋に生きよう(吉本正樹・二-3)
鎮魂(若田旭・機関銃-1)
すばらしき人々(永尾欣一郎・機関銃-2)
われわれ世代の責任(森永正比古・速射砲)
年表・記録あり