黄土
序文(里見憲男)
第1部 部隊戦史
部隊の編成(背景と誕生)
部隊出陣より泰安到着まで
昭和十七年の概況
一般情勢
主たる作戦(戦闘)
昭和十八年の概況
一般情勢
主たる作戦(戦闘)
昭和十九年の概況
一般情勢
主たる作戦(戦闘)
昭和二十年の概況
一般情勢
主たる作戦(戦闘)
北鮮移駐
第2部 回想
坪井部隊を偲んで(藤田茂)
坪井部隊回想(古川一郎)
坪井部隊長を想う(中川元康)
従軍の想い出(栗木卓男)
思い出すまま(根津栄二)
わが戦友(若月貫一郎君)莱蕪に死す(岩瀬昇)
北陽堡の戦闘(島田増次郎)
坪井部隊長の思い出(森源二郎)
想い出(梶田延美)
陣中思い出 二題(渡辺雄吉)
献歌五首(藤波力四郎)
仇討(紅日堂、朱家荘の戦斗)(西島良作)
鳴呼! 辛苦多々的(小倉武治)
桃色の弾函(中島吉男)
軍使の思い出(高橋政一)
追想(高橋浩)
古城の賦―詩(飯島寛)
思い起す七月九日夜(安西正)
飛蝗の大群(酒井広)
戦友(野口猪三郎東平に死す)(倉持吉太郎)
一期一会(高橋長敏)
我が思い出の記(山本崟吾)
北支各分屯地日記抄(周山善信)
追憶(佐藤福三郎)
日野忠明班長の戦死(荻原辰夫)
杉浦隊長を偲ぶ(柴田安太郎)
俳句(藤田雅春)
あゝ大黄河
師団予備隊(瀬戸正太郎)
十月の補充兵(岩瀬昇)
想い出の紅日堂(八木下仙之助)
思い出(桜間金太郎)
私の軍隊遍歴(足立正勝)
俳句(飯島寛)
水(古川保夫)
十八夏大行作戦の思い出(林光雄)
随想(長岐優範)
フケ飯騒動始末記(西島良作)
泰安特別訓練隊(島田増次郎)
保安隊と共に戦った思い出(渋谷忠午)
俳句(二見重四郎)
北支での軍靴の跡を追って(志村瑞穂)
北支の思い出(橋爪治)
済南警備隊(渋谷一雄)
通り過ぎた歳月(飯田寅三)
記憶の糸をたぐって(杉本良智)
三つのこと―私は忘れない(江畑八三郎)
頼母しき哉・戦友(大野浅男)
私の軍隊手帖(坪倉徹)
大隊砲分隊長の手記(三富正一)
わが輩は双眼鏡である(里見憲男)
杉浦隊回顧録(抄)(飯島莞〓)
杉浦隊歌(飯島寛)
杉浦隊での―幾つかの記憶(山崎松蔵)
わが青春―軍隊とは(内山滝男)
ニセ医者繁昌と保安隊の思い出(二見重四郎)
岱〓山の思い出(各務幸雄)
英魂走馬灯(並木啓二)
山東省より洛陽陥落まで(藤田雅春)
石崗分屯隊の記(本橋光明)
危うし坪井部隊(関玄雄)
中国で送った軍隊生活一年の想い出(石田正勝)
私の想い出戦記(池田正夫)
私の手榴弾戦記(本橋光明)
酒・食べものと兵隊(富田豊治)
復員途上の想い出(萩原登)
単県撤収の後衛尖兵生還記(菊池成欣)
土屋隊歌生まる(柴田安太郎)
軍務の思い出(河崎藤重郎)
無上の光栄(小山一雄)
中隊長より留守家族へ(大野浅男)
今宵こそは―詩(飯島寛)
終戦前後の行動記(小川徳三)
東阿回想(庄司常次)
咸興地区・ソ連収容所略図
終戦時雑記(斉田平太郎)
終戦の鐘は鳴った(林光雄)
朝鮮にて(山本崟吾)
「咸興」あの頃と部隊長の自刃(山田一郎)
士魂不滅・部隊長の最後(佐々木好美)
戦友に捧げる詩(海老沢忠一)
船弁慶(草野武宗)
終戦の思い出(増田博之)
青春の思い出(春田五郎)
泰安からエラブカまで(里見憲男)
俘虜の唄(小野幸吉)
シベリヤにて九死に一生を(細谷治夫)
遺骨を抱いて幾千里(林光雄)
シベリヤ断章(大野浅男)
抑留―ある冬の一日―(込谷喜幸)
坪井部隊最後の初年兵(田井弘)
北鮮からシベリヤへ(周山善信)
マンゾフカ収容所(山田一郎)
空腹(古川保夫)
或る兵隊の青春(赤星光雄)
異国に眠る戦友(笠井小太郎)
私のシベリヤ記(井ノ口寿太郎)
蒋介石総統の墓前に花輪を捧げて(島田増次郎)
坪井部隊長のこと(沢登貞行)
坪井部隊行進譜(岩田博)
わが胸の心の底に(大木理吉)
口絵写真・年表