図書目録トウキョウ ダイクウシュウ センサイシ資料番号:000018866

東京大空襲・戦災誌 第2巻

サブタイトル
都民の空襲体験記録集 初空襲から8・15まで
編著者名
東京空襲を記録する会 編者/『東京大空襲・戦災誌』編集委員会 編集
出版者
東京空襲を記録する会
出版年月
1975年(昭和50年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1008p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/To46/2
保管場所
開架一般
内容注記
発売:講談社
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

東京大空襲の全貌
初空襲をうけた人びとの記録
初空襲のあらまし
葛飾 児童一人、銃撃死(西川千秋)
荒川旭電化横の被弾(小黒皓太郎)
尾久警察・通信係の話(伊藤甚太郎)
牛込 焼夷弾をメシ取った人(北川寛)
親友の爆死にあって(尾山令仁)
品川 血のなかの死(菅谷須美)
背中にあいた穴(中西慶三郎)
大森 演習だ、いや実戦だ(谷内武司)
目撃 都心の初空襲(曾野峻輔)
ビルの八階をかすめた(藤林陽子)
大きな影を落として(寿賀文子)
尾翼が二枚ある(阪本一房)
敵機に手を振る(露木功)

第一期空襲をうけた人びとの記録
第一期空襲のあらまし
11月24日空襲
武蔵野町 死者七八名(中川四郎)
死の体験(川田栄三)
空白の一カ月(匿名)
B29をあなどっていた(武沢長次)
足立 保木間高射砲隊(空襲日誌より)(金子恒男)
下谷 東京を離れたい(西君枝)
荏原 直撃弾の家の下から(久保田正)

11月27日空襲
渋谷 帰宅してみると(所洋子)
城東 全員無事(根岸基)

11月30日空襲
疎開を決意した夜(根岸とき子)

1月27日空襲
有楽町駅 大学受験を終えて(今井大和)
被爆、そして闘病生活(飯塚富久子)
厚い雲から(西村清)
銀座界隈 無傷のマツダビル(長岡明子)
銀座界隈 銀座爆撃、夫の死(棟永貞子)
教文館ビル地下室(黒部勝吉)
浅草 友軍機墜つ(日記より)(本田浩之)

1月28日空襲
本郷 焼け残った土蔵(木下和子)

2月25日空襲
本郷 高い消し炭(竹村和子)
大雪の中で(矢部協子)
神田 命からがら家を捨てて(初鹿野良子)
かけだし教員の記(酒井勲)
下谷 小さな生きものの目(牧田綾子)
浅草 一時間の差(清田くに子)
足立赤いモンペのきれはし(阿久津きい)
城東 どこに安住の地が(永守ひろ)
淀橋 赤い雪の中を(手紙より)(加笠和子)
中野 こたつにもぐって(日記より)(北島修子)

3月4日空襲
本郷 天に轟く音(長谷川国太郎)
下谷 娘よ、幸子よ(深津マツ子)
足立 池に浮いた右手(吉田雪江)
城東 雑草の根につかまって(池田玉枝)
豊島 巣鴨が焼けている(吉田光乃)
杉並 名前だけの学校(菊地成彦)

第二期空襲をうけた人びとの記録
第二期空襲のあらまし
3月10日空襲
当夜の目撃
江戸川 放心状態の人びとの列(鶴和美代子)
いつまでも続く罹災者の群れ(野田俊)
芝 沸えたぎった光景(沢昌利)
品川 流れ着く死体の群れ(島清松)
蒲田 空が燃える(藤川輝夫)
調布 右親指の厚い爪(正木称樹)
川崎 川崎から私は見た(斎藤清)
千葉東部防空旅団にて(日記より)(白江与志夫)
焼跡の見聞
本所・城東 柳島国民学校は残った(進藤喜与子)
十間川の死体(原亀夫)
厩橋上の惨事(松本恭)
江東橋~錦糸堀所見(稲垣隆雄)
悪夢の行軍(富田巳代吉)
飯田橋~新小岩間(松本一郎)
本所電話局を目ざして(小久貫みよ子)
鉄道復旧作業へ(糸山寛治)
千住宮元町の遺骸(菅谷俊一)
緘口令(安藤甫)
深川 深川地域焼跡見聞記(佐藤垂穂)
永代橋~門前仲町(橋本沢治)
永代橋の日没(原米六)
下町焼け野が原の記(蔭山恭一)
魔煙の街を歩く(匿名)
ある母の遺体(須田卓雄)
浅草・日本橋・下谷 仮埋葬の土盛りがつづく(石田松造)
浅草から亀戸まで(宍倉寛人)
観音様の裏側では(西岡英次)
二日後の浅草(土屋夏代)
浦和から東京駅まで七時間(神代達雄)
明治座の惨状(川越忠夫)
上野の山で見たもの(武良和子)
上野駅(中山ヤス)
焼跡に肉親を求めて
本所 焼跡の宝冠(田中由之助)
慟哭の日々(望月正子)
父よ、弟よ(中村俊子)
夫、わが子は犬死(井出まつよ)
あわれだった姉親子(大喜隆重)
小さくなった母(大日向カツ)
深川 丹念に探せど(日記より)(鎌仲きみ)
二人のおばあさん(藤田しげ)
城東 一カ月探したが(溝口松治)
婚約者も家族も(小高志づ)
江戸川 東京出身の兵は行かせず(木村礎)
向島 焼け残ったわが家(石原昭男)
浅草 父母の名はなく(佐藤寿美子)
今戸の義母は(小田巻松枝)
運がよかった私達(西山桃子)
肉親六人を失う(石井賀千子)
疎開児童に悲報とどく
本所 妹と二人、孤児となる(内記陽子)
異様な父の迎え(伊東万里子)
聞いておくべきだった(黒河久子)
深川 母の死も知らされず(横田光代)
母と妹を待って(武藤迪子)
東京の空が赤い(久我俊夫)
ひとり生きて(菅野絢子)
城東 呼んでみたい“母さん”(佐藤悦子)
浅草 まだ貰わぬ卒業証書(梶塚昌弘)

4月2日空襲
板橋部屋に座り続けて(片瀬武男)
三鷹 影絵のような人びと(片尾静子)
清瀬 清瀬村、結核療養所(岩崎英二)

4月4日空襲
蒲田 子供達のために生きよう(小幡八千代)
立川 立川空襲の聞き書き(1)(村山和代)
立川空襲の聞き書き(2)(井上しず)

4月13・14日空襲
豊島区駒込 霜降橋から古河庭園へ(吉田静枝)
巣鴨 忘れ得ぬ四月一三日(松岡喬)
巣鴨灰燼記(大橋秀雄)
焼け残った張り板(庄司熊夫)
西巣鴨 四月一三日の日記より(池沢達雄)
戦火(北原弥生)
地獄の使者(篠崎博)
堀之内町 褐色の焼死体(弘中愛訓)
義母を死なせたくない!(村上一雄)
病弱の母を引きずり(辺見とし子)
日出町 一枚のセルの着物(抜井光子)
雑司ケ谷町 池袋駅、わが子を送ったあとで(基太村成子)
根津山での一夜(風間洋郎)
生きながらの火葬(小林恵子)
高田南町 焼跡で父と再会(福田善造)
池袋 ミカンの缶詰(山菅みよ子)
池袋警察署炎上す(安藤三郎)
炎を越えて(刈谷義雄)
焼け残った活花の壷(清水又吉)
人のこげる臭いが(広瀬芳子)
重林寺裏にB29落ちる(菅野武美)
池袋 夜空に吹き上げる火炎(橋本信男)
医者を天職とした夫(伊東ゆり)
雑草のごとく生きて(福富芳乃)
千早町 まぶしくない太陽(藤野貞子)
王子 ミルクをとりに炎の中へ(山口千代)
尊い平和(山川キクエ)
灰となった宝物(小口巽)
かれた貯水池(新保一永)
夫の召集解除の日に(西野花子)
お父さんは殺された(鈴木照子)
箪笥の中の罹災証明書(佐藤守)
「空白の歴史」より(早川堅太郎)
焼跡でカボチャ作り(武藤金作)
荒川 火炎にかざした軍刀(真田慶久)
半焼けの祖父の遺体(内田茂)
焼け出され、また空襲に(速水美喜子)
くんせいのような御飯(若林智恵子)
板橋 悪夢の一三日(新藤里喜春)
飴のようなレコード(小沼ミヨ)
直撃死したわが子(小船三蔵)
一カ月の誤算(三野輪幸節)
とりに戻ったオーバー(佐藤栄子)
滝野川 警備召集と罹災(石射周蔵)
長い一夜(小松武樹)
逃げる将校(芳賀義克)
小石川 防衛工作中隊(中後芳郎)
母の生命とひきかえに(刈谷三重子)
本郷 その日の記録(日記より)(沢田美代子)
牛込 放心の罹災者達(西森信儀)
我が家は?(日記より)(前田米吉)
あの頃(谷口興晃)
牛込 廃墟は胸の中に今も(鵜沢希伊子)
すべて焼けた(西尾真輔)
忘れ得ざりき(坂本賀須恵)
淀橋 一夜の焦熟地獄(清水玄)
家よ、早く焼け落ちろ(木村好子)
帰らぬ母と猫(加藤富仁子)
「少年期」より(隈久雄)
戸山国民学校発火(日記より)(匿名)
四屋 新宿御苑へ逃げる(正木和代)
一生忘れない(萩原てる)
麹町 逓信病院、罹災す(土屋いね子)
傷ついた母と病院生活(清水幸子)
戦災地縦断記(渡部嘉信)

4月15・16日空襲
大森 太陽が黄色っぽく(新間玉子)
燃える寄宿舎(稲葉政枝)
傷ついたわが子を背に(中西琴子)
荏原 大島電機女子寮(岡田千代子)
蒲田 羽田飛行場(藤原寅夫)
こわかった機銃掃射(大熊陽子)
私の腕時計(磯見孝子)
アメのようになった鏡(日原みちよ)
焼け出され(小野沢富美子)
一人娘を失って(藤巻美代)
燃える学校(千阪閑子)
多摩川原に逃れて(楢崎寛)
助かった!(日記より)(松崎潤)
足の弱い母と別々に(堀篭宣子)
焦土の川風(遠藤正年)
品川 園池製作所、焼ける(朝比奈昌蔵)
また焼け残ったね(北畑静子)
麻布 麻布十番罹災記(戸田勝久)
世田谷 普通の子にするために(岡野八重子)
駒沢中隊にて(岩田馨)
目黒 明日は新学期(小暮たけ子)
第三期空襲をうけた人びとの記録
第三期空襲のあらまし

5月24日空襲
渋谷 火だるまの米機(日記より)(鎌田久五郎)
直撃弾と墜落機(小林慶子)
少年が米機の下敷きに(大村あい)
渋谷川に浸かって(丸山友吉)
今は亡き児へ(本間敬之)
一生をくつがえされた日(福田みえ)
お膳を頭にのせて(市原敬三)
罹災してからの日々(川田栄子)
燃えるレコード(匿名)
空襲のあと死んだ人達(丹羽薫子)
空襲の記憶(五十嵐文子)
世田谷 火が恐い(勝昭一)
目黒 二夜にわたる空襲(原口良子)
品川 療養中の友と(北村世記)
自分の手で火葬を(川島象次郎)
品川 伊達御殿の不発弾(伊達竹子)
荏原 夫とは知らずに(糸谷つぎ)
人並に家を焼かれて(石川清)
「チチヤマイ」(星野淳代)
消防自動車がきた(斉藤雪枝)
空襲と竜巻と(竹中宮子)
赤い太陽(大平進)
遺体を焼く紫の煙(青木かほる)
大森 生と死との距離(日比野登)
馬込東二丁目(木内脩)
身重の身体で(見上時子)
蒲田 いのち(大石サト)
本郷 墜落するのは日本機(伊豆山定七)
無人の家をぬって(遠藤博)
留守中に燃えた下宿(丹沢博)

5月25・26日空襲
渋谷区 みんな失った(加藤常子)
千駄ケ谷 仲間とともに逃げまどう(阿部かね子)
逃げるだけ(百瀬巧)
断ち切られた精神(小出渓子)
家と仕事場を失う(吉原孝子)
原宿 姉の家での空襲(南部きみ)
「ハハシス」(今関とみ子)
表参道に逃げた人びと(与世山俊三)
結婚二カ月目に(栂野春野)
自転車で逃げて(金山操)
焼跡での結婚式(遠藤郁子)
穏田 表参道から原宿駅まで(大貫栄子)
穏田川の中で助かる(粕壁直一)
今も使っているミシン(沢畑マサ子)
川につかって助かる(田中幸子)
穏田 東京最後の空襲で(島野佳己)
渋谷西部 空襲がなければ(宇田川幸子)
豪雨のような焼夷弾が(稲垣秀子)
風上も風下もない(坂井昭三)
永井家の記録(永井よしい)
二度も焼け残った家(木下泰輔)
蛤を買いにいった夜(渡辺典子)
兄とふたりで(浜田美智子)
渋谷南部 夫の留守中の空襲(斎田静枝)
青山学院構内(柳江智子)
友を尋ねて(五十嵐田鶴子)
一草一木、影をも止めず(杉山宗之)
東横デパートに火柱が(日高恭子)
実家が焼けた日(此村次子)
猛火をのがれて(坂戸佐美子)
臨川青年学校にて(風間幸二郎)
表参道の悲惨(林茂)
隣まで焼けた(石川東一)
火を恐れる今日(豊島洋子)
夫の努力で焼け残った(山下静)
これで人並(中島静夫)
一高の広場(笠松ツネ子)
焼跡で食べた赤飯(大塚やす)
中野北部 一六歳の日記(松本正幸)
焼け出されてから(手塚せつ)
武蔵野の夜明け(川上純三)
戦士の子の手をひいて(足立千世子)
最後の時がきた(吉川昇治)
直撃でなかったら(藤林千里)
生命さえあれば(斉藤ふみ)
もう一分遅ければ(阿部咲)
中野北部 地獄の黎明(杉山清詩)
真紅の火柱(長島美智子)
北海道開拓農兵隊へ(青野正男)
中野南部 置き忘れた目覚時計(坂田保男)
夢のやうに(日記より)(岡本淑人)
花も香もなく(阿部悠紀子)
猫の探知機(日記より)(白鳥模子)
一望千里、焼け野原(鉄石孝雄)
壕から出しておいた荷物(関川レイ子)
杉並 光塩女子学院燃ゆ(塩谷泰代)
俸給日の空襲(中根喜三)
父の顔も知らずに(長谷川喜久代)
生き残った者のつとめ(吉田菊枝)
風向きが変わった(高師カヨ子)
重い夜明けに(乾節子)
どこでもいいから逃げよう(落合清彦)
世田谷北東部 一人だから働けた(斎藤精四)
火魔は美しかった(日下典子)
かなたの煙(杉山杜美子)
一瞬の明暗(竹内直子)
明るい空(星野ふさ)
焼跡に立つ卒塔婆(片野節夫)
住みなれたわが家(石井俊二)
これでみんなの仲間入り(内田弥一)
世田谷北西部 二六年目の悪夢の踊り(渡辺茂)
一女学生の日記より(井上多美子)
故郷へ帰ろう(中村ふじを)
三つの災禍(江林照子)
横穴壕の患者たち(斎藤嵯峨子)
二軒だけが焼けた(大石忠良)
敵ながら美しい少年(池谷豊子)
目黒 焼夷弾のかけら(竹内きゑ)
焼けてしまった(飯室きく)
炎に包まれた兵営(西山政太郎)
練兵場から蛇崩池へ(青山哲夫)
少年兵の消火作業(菊山泰二)
荏原 一枚の乗車券(神山研)
私達も戦争犠牲者(唐木照子)
中延が全焼する(茅野芳郎)
ジャガイモの朝食(佐野芳子)
黒焦げの猫一匹(海老沢節子)
大森 家は残った(三谷雅子)
見知らぬ子と(鈴木妙子)
馬込へ自転車で(黒岩直一)
手首に落ちた焼夷弾(矢島よ志)
淀橋区柏木 ふくらんだ缶詰(高橋サト)
焦土と化した柏木(渡辺忠雄)
そっと手を合わす(笠井久代)
無気味な静けさ(河野貞子)
生命の水(進藤喜与子)
神仏に祈る(滝元みち)
死んだって忘れない(盛田のぶ)
手紙の中の母の髪(山本和加子)
戸塚町浄水場に避難せよ(北島智子)
その他 焼け石に水(粟野健)
わが家が焼けなければ(堀寿々子)
軍人遺族職業補導所(水野みさを)
顔半面の火傷(日向昌一郎)
うらみっこなし(永井喜久枝)
新宿古戦場(山本地栄)
焼跡を泥棒がゆく(安藤静枝)
エンちゃんも死んだ(小桧山弘司)
逝ってしまった兄、姉(大前喜代子)
牛込 実家・宮口家の罹災(増淵ます)
早く夜が明けろ!(古瀬芳子)
胸苦しい予感(竹村喜久子)
五月二四日の結婚式(山下悦子)
患者とともに(後藤いね子)
ひとり消火に残った兄(長谷川佳通子)
猛火に抗しきれず(吉岡亀七)
きれいな死顔(飯塚敏子)
火魔(清水利雄)
四谷 残念とも思わず(豊岡義則)
わが灰燼の記(丹羽善雄)
死んだ娘が(長瀬キク子)
姉一家の死(岩本孝之助)
瓦礫の山の中で(安田寿子)
麹町 靖国神社を守る(高井光春)
英国大使館は焼け残った(宮坂寿子)
火傷のあと(石原末子)
東京駅炎上す(井上三郎)
新婚一カ月目(佐伯ゆり子)
議事堂炎上(武部健一)
都立一中講堂へ逃げる(坂場久男)
目と鼻の先にB29が(猪俣浩)
二人の子供の罹災(菅谷ちよ子)
京橋 舞い狂う火の粉(端山京子)
赤坂 清水谷公園(山口幸一)
焼夷弾をさけながら(新田芳子)
空襲前後のこと(水島信子)
アメリカ大使館へ逃げろ(吉岡保三)
妹も戦争犠牲者(片山茂子)
青山御所での一夜(松本喜美子)
三度も焼かれて(林茂男)
壕舎生活一六日間(三木咲子)
毛布とやかんを手に(渡井きみ)
焼跡に立っていた夫(吉田義子)
麻布 命綱にすがって(本多はる)
鉄筋の防空壕で(岡田久男)
五重塔燃ゆ(下山田典子)
燃える電柱(山田愛子)
初年兵と空襲と(桜井正淳)
中ノ橋周辺(高橋進)
着のみ着のまま(高橋タミ)
芝 震災で焼かれ、空襲で焼かれて(桑原シマ)
きれいに燃えて(大越正勝)
わが家、類焼す(永井ハナ子)
燃える愛宕山(飯田三郎)
焼け出されて(関口美恵子)
空襲に明けて(城水新三郎)
乳飲み子を抱えて(杉山米子)
自転車の親切(小野彰子)
小石川空襲さえなかったら(柴田ひろ子)
東京聾唖学校の焼失(伊藤政雄)
爆撃音を聞いた!(片野のぶ)
赤い恐ろしい火の手(加藤きく)
東京と大阪の両方で(橋本乾一)
焼跡に生きた(正井とみ)
涙も乾いて(日記より)(佐藤瑞枝)
本郷 米軍機のビラ(樋口十一)
滝野川 もはや最後か?(田中宇一郎)
豊島 家は焼け残ったが(小幡マサ子)
板橋 爆風で死んだ人びと(吉川正吉)
壕の中の恐怖(芝原幸子)
目撃 焼跡の東京を縦断(山下ちゑ子)

5月29日空襲
大森 勤労動員の娘、直撃死す(市原ゆき)

6月10日空襲と機銃掃射
板橋遺体でうずまる安養院(鳥居フク)
荏原 P51の編隊現わる(椿芳子)
中野 機銃掃射と伝単(平間愛子)
ちぢみ上がった機銃攻撃(地曳幹夫)

8月2日空襲
八王子 八王子にも恐ろしい時がきた(高野清子)
八王子も包囲された(秋間二三子)

8月10日空襲
王子 城北高女生徒とともに(福田薫)
「お母さん」と叫んだ(岩政和枝)

8月13日空襲
品川 艦上機の空襲一二時間(日記より)(和田一郎)
艦上機八〇〇機来襲(日記より)(日比野繁子)

東京最後の空襲
島の記録
大島 B29爆撃コースの真下で(森口吉五郎)
機銃掃射の恐ろしさ(山田一蔵)
観光ホテルで少女直撃死(川島兵之助)
強制疎開の中止(藤田義衛)
大島南部地区(榊原純男)
新島 家族二人が目前で(梅田げん)
空襲と疎開と(吉見利光)
(宮川源兵衛)
(宮川信之助)
式根島 機銃掃射はじまる(前田万作)
五月、静岡への疎開(前田春子)
焼夷弾、爆弾が降る(中村竹松)
三宅島 死者は一人だが(津村寿)
学童疎開の船(浅沼健一郎)
八丈島 長楽寺被爆(明林亮善)
人間魚雷“回天”の基地(沖山正智)
私の軍隊手牒(佐藤正七郎)
二日壕掘り一日訓練(佐々木度)

特殊記録
特殊記録
気象 東京空襲と気象(久保宣之)
死体処理 区土木課員の死体処理(蓬田宗吉)
目撃など 落下傘で降りた米兵(植村喜代子)
都長官秘書として(小坂憲三)
夜毎の花火(卜蔵一美)
赤土の柱(石田くら)
警防団長として(福地忠夫)

日常生活
職場 わが想像図的中せり(柳瀬茂)
職場 戦争保険と私(八田保三郎)
人柱(栗棲知津子)
千代紙の思い出(中村裕子)
地図づくり(斉藤陸朗)
家庭 青梅街道に人影少なく(星野小一)
賽の河原の石積み(渡辺よし子)
夫は出征中だった(五木田文)
父の葬儀(間城直邦)
三月一〇日の出獄(松井翠次郎)
みえない墓標(鈴木淳子)
八月の記憶(山本政一)

学校生活
学園生活 上京して女専へ(早田美代子)
シューベルト「鱒」(高野聡子)
疎開をめぐる生活 お寺の出火(小林登志子)
父の見た学童疎開(塚原清一)
宮城県の疎開地にて(嵯峨しずく)
疎開地で受けた手紙(蓮田宣夫)
集団疎開の日記から(高橋栄)
寮母として(宮川柳)
縁故疎開先でのこと(高玉きわ)
先生への手紙(三辺文子・橋爪志津乃)

東京空襲・戦災体験記の収録刊行物リスト
教師・生徒・PTAの編集した体験記集
婦人団体・市民団体の編集した体験記集
同人誌・各種雑誌に収録された体験記
個人で印刷・刊行した体験記録など
「空襲体験ドキュメント」(雑誌『現代』応募体験記(東京)
索引・地図あり

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