昭和日本史 9
占領下の“日本改革”(原田勝正、福島鋳郎)
人間宣言と新憲法
農地改革
流産した人民革命
焦土時代の精神復興
占領下のドキュメント
GHQの言論弾圧
日本占領―支配者と服従者の貌(原田勝正、福島鋳郎)
「占領」と「進駐」
東京都心の占領地図
素顔の占領軍
解放と救済
人間天皇
東京裁判
ドキュメント
崩壊する日本帝国主義―GHQの“日本改革”指令(原田勝正)
東京裁判―勝者の手で裁かれた“戦争犯罪人”(岩川隆)
不発の二・一ゼネスト―“一歩後退、二歩前進”涙の中止指令(村上寛治)
「革新政権」の悲劇―満身創痍にされた片山内閣(村上寛治)
昭電疑獄―内閣をつぶした黒い事件の陰謀(室伏哲郎)
レッド・パージ―転向したGHQの“追放”旋風(立花隆)
警察予備隊の誕生―朝鮮戦争下の落とし子(秦郁彦)
講和条約への道―日米安保体制のはじまり(秦郁彦)
ミニ昭和史
BC級戦犯裁判(岩川隆)
幻の人民政府(村上寛治)
東宝争議(佐藤忠男)
イールズ講演と拒否闘争(しまね・きよし)
幻の司王国(山田宗睦)
単一為替レートの衝撃と波紋(伊東光晴)
結婚難と集団見合い(加太こうじ)
昭和史発掘
“人間宣言”の舞台裏―もう一つの“米国製”詔書(上前淳一郎)
農地改革・その光と影―蜘蛛の網が解かれる日(杉浦明平)
公職追放劇の内幕―二十万人追放の“無血革命”(しまね・きよし)
GHQの権力機構―日本改革をめぐる内部対立(天川晃)
新憲法誕生の秘密―“マッカーサー憲法”陰のドラマ(秦郁彦)
国語のローマ字化計画―日本文化の命運あわや(上前淳一郎)
占領下の言論統制―プレス・コードと検閲の実態(松浦総三)
謎の三大事件―下山・三鷹・松川事件の黒い霧(吉原公一郎)
奇跡の経済回復―朝鮮戦争は“神風”だった(伊東光晴)
マッカーサー解任の内幕―元帥といえども独走は許されない(袖井林二郎)
鳥尾子爵夫人―GHQ陰の女(加太こうじ)
時代の立役者
吉田茂
マッカーサ
平川唯一
並木路子
笠置シヅ子
黒沢明
田村泰次郎
古橋広之進
(半藤一利)
マッカーサー・敗戦日本の帝王(袖井林二郎)
吉田茂・戦後日本を復興させた大番頭(袖井林二郎)
徳田球一・主義に殉じた非転向の領袖(久米茂)
安藤明・暗黒街の帝王(加太こうじ)
ダレス(秦郁彦)
東京ローズ(ドウス昌代)
人物列伝・芦田均・一万田尚登・片山哲・金森徳次郎・清瀬一郎・坂口安吾・沢田美喜・シャウブ・末弘厳太郎
ゼロからの出発―占領時代の生活(鈴木積)
ヤミ市と買出しの日々 お腹をすかせてタケノコ生活(吉沢久子)
インフレとデフレの大波の中で(伊東光晴)
男女共学事始め―六・三制のスタート(小沢信男)
一億人の証言
「リンゴの唄」の頃(並木路子)
ヤミ市事始め(穴田喜八郎)
カムカム英語(平川唯一)
占領下の新聞検閲(三室恒彦)
女性代議士誕生(加藤シヅエ)
高原学舎のこと(山室静)
「日曜娯楽版」の思い出(丸山鉄雄)
父とマッカーサー(麻生和子)
横浜裁判と私(飛鳥田一雄)
混血の子らと共に(沢田美喜)
占領軍の教育刷新(赤羽誠)
レッド・パージへの抵抗(安東仁兵衛)
同時代の世界史―日本占領期(森恭三)
年表、資料、用語、参考文献、図、索引あり