西南戦史研究記事

第１篇　前言
第２篇　当時の社会基盤及び兵要地誌
当時の社会基盤
徳川封建制度の崩壊
明治維新の課題
薩摩藩の制度
軍事技術の変遷
当時の一般治安状勢
軍制の沿革
司法、言論等
明治初年の兵要地誌
概説
主要戦場における地形等の特性
地域の分析
第３篇　開戦前の状況
発端の原因
当時の国内警備態勢
概説
陸軍の配置及び勢力
海軍の兵力
警察の勢力及び配置
当時の薩軍の動向
薩軍の起源
私学校の沿革
私学校の勢力及び社会的地位
開戦準備
開戦準備の推移
人事状況
兵站状況
通信の状況
両軍の編成装備訓練
編制
装備
訓練
両軍の特色
第４篇　作戦経過
概説
開戦から熊本城との連絡完了まで
概説
熊本守城作戦
正面軍南進作戦
衝背軍北上作戦
城東作戦より城山攻略まで
概説
城東作戦
城東作戦后より日向平定まで
可愛岳突破より城山攻略まで
通信
会計関係事項
第５篇　人事関係事項の考察
概説
募集補充
規律士気
死者の取扱
捕虜
広報
対住民関係
司法関係
第６篇　情報関係事項の考察
概説
開戦までの情報
開戦后の情報活動
間諜探偵の例
斥候及び大斥候の例
気象地形の研究
対情報
探偵（密使）について
保全について
偽騙について
その他
第７篇　作戦関係事項の考察
概説
目的の原則の重要性
組織の力
指揮統御
山県参軍の作戦準備の適時性
薩軍の作戦準備
谷将軍の指揮統御
追エイ作戦の断行について
編成装備
編成について
装備について
教育訓練
近接戦闘について
将校の戦術教育について
精神教育について
陣中（野外）勤務について
死傷者発生と弾丸の命中率
通信
有線電信の戦役に及ぼした影響
軍用通信のはじめ
通信の統制
戦争と通信
治安警備
概説
国内警備に関する考察
統合作戦
陸海統合の組織について
海上機動実施について
心理戦
謀略
宣伝
第８篇　兵站関係事項の考察
概説
制海権と兵站
経済力と兵站の継続性
兵站組織について
補給
官軍について
薩軍について
交通
陸路海路両兵站線の変換について
山地の交通路線の建設について
部隊移動について
衛生
薩軍について
官軍について
赤十字精神と国内戦
薩軍に対する政府の救療対策について
両軍戦死傷者統計
戦死対戦傷比率の考察
第９篇　総合的考察
概説
薩軍の敗因と官軍の勝因について
西南戦争と現代国内戦
概説
時間・空間的要素
軍事科学の進歩
民衆の力
思想、考え方
産業、経済の分業化、組織化
薩軍反乱の失敗と官軍鎮圧成功の原因
薩軍失敗の原因
官軍成功の原因
国内戦に関する一観察
反乱の条件
反乱の成功
結論
現代（革命）戦の実相とこれが考察
第１０篇　結言