軍艦河内誠忠録
第2 瞬間時ノ状況
第3 働力電気の点灯用ニ換ヘ蒸気ノ尽ル迄
艦内ヲ照シテ職ニ殉ス(海軍三等機関兵曹・鎌田梅吉、海軍三等機関兵・桜井済)
第4 殆レテ猶巳マス(海軍三等看護・内藤二三三)
第5 自ラ其ノ責ニ任シ難に殉ス(海軍機関大尉・森脇勇一)
第6 勇将ノ下ニ弱卒ナシ(海軍上等機関兵曹・山下次郎、海軍三等機関兵曹・菅原留治郎、海軍三等機関兵曹
第7 忠霊永ニ芳シ(大正ノ楠公)(海軍中尉・荒木煕)
第8 厘粍ノ差異ナキ河内ノ金櫃(海軍主計少監・伊藤莞甫)
第9 負傷患者八十名室内粛トシテ声ナシ
第10 遺言ヲ退ケ勇シク瞑ス(海軍二等兵曹・須藤豊重)
第11 身ヲ殺シテ仁ヲ為ス 其ノ一(某将校)
身ヲ殺シテ仁ヲ為ス其ノ二(海軍一等水兵・平塚末蔵)
第12 防水扉閉鎖ノ号音ヲ吹奏シ職務ニ殉ス(海軍二等水兵・大野庫治)
第13 御写真ヲ奉移セル三勇士(海軍三等兵曹・佐々木友治、海軍二等水兵・大橋徳宝、海軍二等水兵・大坪
第14 御写真ヲ艦外に奉移シ更ニ戦友ヲ救助ス(海軍大尉・井口正男)
第15 身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ一(海軍少尉・町田秀実)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ二(海軍三等兵曹・柏木整作)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ三(海軍一等水兵・瀬下盛三郎)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ四(海軍三等主尉・三塚琢治)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ五(海軍一等兵曹・会田亀太郎)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ六(海軍三等兵曹・大塚四三)
身ノ危急ヲ省スシテ上官戦友ヲ救助ス 其ノ七(海軍二等水兵・白旗留三郎)
第16 勇敢機敏ニ処置シ入室患者全員ヲ逸出セシム(海軍一等看護手・鴇田信蔵)
第17 個々ニ行動セントスル下士卒ヲ静メ独断短艇ヲ卸シ溺者ヲ救助ス(海軍一等兵曹・横堀良助)
第18 激浪ノ来ルヲ意トセス砲塔昇降塔蓋ヲ開キ砲塔員ヲ救出ス(海軍二等水兵・矢吹幸輔)
第19 結論