図書アンポ オ カンガエル マエ ニ000017661

安保を考える前に

サブタイトル1~10
常識的な100の問答
編著者名
奥宮 正武 著者
出版者
〔奥宮正武〕
出版年月
1969年(昭和44年)6月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
195p
ISBN
NDC(分類)
392.1
請求記号
392.1/O55
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 世界の中の日本
世界と国家
東西南北の対立
わが国の地理的位置
わが国と経済的に関係の深い国々
過去のわが国への評価
今後のわが国への期待
世界の軍事情勢
わが国の繁栄の条件
2 平和と自由と戦争
平和と自由
戦争とは
国際政治と力
わが国の戦争放棄の歴史
平和政策のみでは戦争は防止できない
軍縮は必ずしも平和を約束しない
楽観できない公海の自由
3 各国の憲法と国防
憲法にもいろいろある
日本国憲法と明治憲法
第二次世界大戦前からある憲法
第二次世界大戦後にできた憲法
自衛隊と憲法第九条との関係
憲法に明示されていない防衛の指導理念
異なる憲法を持つ国々への配慮
4 共同の防衛の歴史
国には永遠の敵も味方もない
共同の防衛に成功した例
共同の防衛が成功しなかった例
自由共産両国間にも共同の防衛はある
共同の防衛のための不可欠の条件
軍事協定は二十年が一区切り
5 国連・その機構と能力の限界
国連事務総長の悩み
国連の当初の理想と拒否権ができたいきさつ
限られた武力粉争の調停能力
加盟国の大小と少ない経費
未加盟国の問題
それでも国連は必要である
望まれるわが国の国連への積極的な協力
6 核時代への認識
将来は核時代
広島と長崎の訴えるもの
ウ・タント報告
核兵器の多様化とは
ABMの効用
核四政策への疑問
核拡散防止条約の問題点
核時代を生き抜くための重大な選択
7 軍隊と自衛隊と警察
軍隊とは
自衛隊とは
警察とは
自衛隊と軍隊の相異
国連軍か国連警察軍か
海外派兵の意義
8 日米安全保障条約とその功罪
その性格
最小の支出で保障されたわが国の安全
魂なき繁栄への批判と反省
戦争に巻込まれる危険
本条約を見守る諸外国
有事駐留論の得失
在日米軍基地への配慮
自動延長の問題点
9 いくつかの防衛論義について
どこの国に備えるのか
通常兵器で国が守れるのか
防衛費は無駄ではないか
自主防衛論
無防備中立論
ロカルノ方式論
中小国の防衛論
10 文民優位の理想と現実
その意義と理想
欧米での歴史と現実
わが国での歴史と現実
内閣総理大臣
国防会議
防衛庁長官
国会と国会議員
文民に望ましいこと
11 制服隊員への理解
職業軍人論
制服隊員の特殊性とその評価
文民と制服隊員の相異
“自衛隊の心がまえ”について
よりよい自衛隊をつくるために
12 再検討が望まれる国防の基本方針
その全文と成立のいきさつ
不明確な用語の数々
国家目的と国家利益
国家戦略確立の必要性
13 自衛隊の現状と問題点
自衛隊と防衛庁
防衛庁の内部々局
統合幕僚会議
陸上自衛隊
海上自衛隊
航空自衛隊
附属機関
当面の主要な問題点
14 秘密保護の前提
15 沖縄問題を考える
沖縄の人々への理解
沖縄の戦略的価値と安保条約
慎重を要する今後の取扱
16 ベトナム戦争の教訓
17チェコ事件の教訓
18 防衛関係者への提言
総理大臣に
国防会議とその議員に
防衛庁長官に
国会と国会議員に
国民各位に