図書ショウガクセイ シンブン ニ ミル センジカ ノ コドモタチ000017581

小学生新聞に見る戦時下の子供たち 第2巻

サブタイトル1~10
編著者名
秋山 正美 編著
出版者
日本図書センター
出版年月
1991年(平成3年)3月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
328p
ISBN
4820540203
NDC(分類)
916
請求記号
916/A38/2
保管場所
開架大型
内容注記
内容:昭和14年8月~16年6月
和書
目次

お山閉ぢ(日蓮上人)
昭和十四年八~十二月
靖国の遺児たちは動物園で何を思ったか
鍛錬の裏側にあった暗く不健康な部分
宮様の閲兵もある枢軸少年たちの夜営
十五銭の釣り竿にも魚はかかった
女生徒のいじめと校内暴力の記録
甘い夢を破られたキャラメル愛好家たち
第二次大戦の第一報とヨーロッパの子供たち
学科試験全廃で内申書重視へ
戦争未亡人が教檀に立つとき
午前三時から連隊見学にいざ出発
長編科学冒険小説 海野十三の「火星兵団」
航空総監・東条中将の朝礼訓話が電波に
映画法の制定と東日児童文化映画劇場
半世紀かき続けた秋玲二の「勉強漫画」
遊べる運動会から鍛える体育大会へ
新式体操登場の第十回神宮大会
農村の子供は甘酒を愛飲していた
三人のお話の名人はこんな経歴だった
死亡率四十パーセントの犠牲者となった少女
名バイオリニスト江藤俊哉の足あと
東京の菓子とパンの店の栄枯盛衰をながめれば
小学校がなくなるという予告第一報
皇太子の入学と学習院の教育方針
昭和十五年
静岡市の大火と全国からのお見舞い
光政・尚志のそれぞれの人生
子供の目が追った高物値の都会生活
神武紀元による皇紀二千六百年の開幕
ハンガリーの児童に「荒城の月」を贈る
国民皆歩のかけ声とみんなで歩こうの催し
教師の時間のための教室内スケッチ
ひな祭りはことしもかわいく華やかに
戦争とは無縁の子供たちの遊び
いまわしい伝染病の患者がいた時代に
まぼろしの忠犬之碑と軍用犬タケルの活躍
父親不在の家庭の子は必死に生きるだけ
靖国の遺児一行と遊就館・国防館
創作童話の中の水上家族たち
少年による非行・犯罪と少年法の基本精神
強歩大会から学ぶ“歩け歩け”のマナー
二宮金次郎の銅像と実像の相違
“星のおじさん”の天体へのロマン
体力づくりと身の安全のため徒歩通学を
犬の放し飼いと飼い主の責任
小学生用靴下配給一年一回一足
ガリ版の学級新聞が活版刷り全面に
体罰を加えられて投稿した少年の心
対象が限られていた学生向きの新勅語
小学生の犠牲者は水難事故のトップ
海軍記念日にみる落日の華やかさ
日本の孤立化を示したスポーツ大会
「今にドイツ人の世界が来ます」
少年相撲ファンが国技館に寄せた夢
汪精衛ファンの愛国少女たち
行商の魚屋さんは旧式の自転車で
バレーボールは女子過半数の球技
人生五年目はみんな天才的か
リヤカーなればこそ親子買い出し道中
皇帝陛下ご来日の報道と歓迎の歌
ロンドンから去った子供たちは哀れか
軍国的色彩抜群の戦い遊ぶ校庭風景
新しくて楽しそうな国民学校予告編
昆虫と子供たちとの日常的な関係
勅語・御真影と小学生のまじめさ
“王道楽土”での日本人の暮らし
集団訓練としての林間・臨海学校
下町の少女が祖父の法事に出て
はだか・はだしの無防備体力づくり
火災通報の小学生と“非常持ち出し”写真
第二次近衛内閣と四人の娘たち
仲よし四人部隊のアルコール販売実習
お菓子の値段と九・一八ストップ
“スパイにご用心”愛国防諜小説続々
坊やと交流した野鳥は三十種も
“虎の巻”の功罪と勉強ぎらいの子
祖母と妹が逝ったそのあとで
知育が従となり体育が主となって
徒歩通学のすすめと興行物への入場制限
目に良い活字で情報を豊富に
ふろの水くみはバケツで一ぱいずつ
毎日紙面の八分の一は読者が作るスペース
戦争四年目の物価対策と切符制
一少女が書いた夏休みの一日
父は勲章をもらい土の中にいる
ミルクがなくても赤ちゃんは育つか
アドバルーンと赤字公債の時代
小説の中の大発明と子供の思いつき製品
傷だらけのわが机に無限の楽しみあり
子供の仲よし会で三国友好は育つか
得意の絶頂にあった勝利者と子供たち
百万単位で増えたファシスト青少年団
痛くて経済的な家庭内の床屋さん
子供五人以上が“標準”家庭だった
大人が組織した隣組と子供が作った隣組
神宮外苑の憲法記念館で教育勅語五十年を祝う
第十一回神宮大会はナチス・ドイツ寄り
国民学校の新教科書と授業科の無料化
大日本帝国最後の一大奉祝式典
戦時の紙芝居は教育用・宣伝用
次期入試の改善と実施の手引き書
北の子供たちの明るい“雪三題”
現役将校が牛耳った和製“宣伝省”
少国民新聞の改称元日付紙面
上野とシカゴのキリンのおめでた
小使いさんは生徒たちと共に
自然な読書意欲と国策との対立が
“おにんぎょうみてえ”な花嫁を見送る
昭和十六年一~六月
二度目の北村作品は長々と退屈だった
民間レベルで催されたロスのバラ共進会
豪勇荒鷲艦長が再び海に乗り出す(?)
連れ去られる若者と残される母・妹の思い
曲馬団の女の子は売られてきたのか
青少年諸団体の統合単一組織へ
“三ちゃん農業”とパンの“国民食”
外米混入弁当とおかずの材料の悩み
木・石・紙が材料の戦時おもちゃ展
小学生を移すまぼろしの緑地公園
犬猫を失った少年たちの傷心
亡命先でもなお子供たちは育つ
目・耳・口の不自由な子供の努力
子供の災難は戦時も平時も
大正の検討時代から国民学校制度確立へ
東京では珍しい“本家”のもちつき
文部省・軍部合作の国民学校新教科書
セーラー服もいる引き揚げ者たち
組織の中にいる子供たちは育つか
異色の文部大臣橋田邦彦の信念と死
横町でもがんばるとうふ屋さん
発足一か月後の国民学校を見学
平均的家族を素直に語った作品
皇宮警察の武道場はいまも皇居内に
高二の少女がカレーに挑戦
“感心な”長女の家庭での立場と役割
青年学校生徒と天皇との“対面”
何者かに持ち去られた明治の軍神の銅像
型破りの小学校長木内キャウの履歴書
子供の体をぬらすなと教えた幼児教育家
ハチと小学生の奇妙な交流の話
「ドイツが勝つ」と「ドイツがおかしい」
口絵あり