図書目録ニホン ノ ゲンバク キロク資料番号:000017545

日本の原爆記録 13

サブタイトル
煉瓦の壁 天の羊 長崎捕虜収容所と原爆のドキュメント 被爆死した南方特別留学生
編著者名
家永 三郎 [ほか]編/田島 治太夫 [著]/井上 俊治 著者/中山 士朗 [著]
出版者
日本図書センター
出版年月
1991年(平成3年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
427p
ISBN
4820570145
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/I21/13
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 「しあわせ」町に集められた人びと
すべての人間が「資源」とされた
捕虜収容所は基幹産業・企業に配置された
国家総動員法から義勇兵役法まで
戦艦『武蔵』建造のかげに・三菱長崎造船所で
徴用工・朝鮮人・捕虜・受刑者が一カ所に
ある捕虜収容所員の足どり
田島手記のなりたち・原爆症の身で筆をとる鎚執筆の動機

第2章 煉瓦の壁(田島治太夫)

第3章 外人捕虜の証言鎚第十四分所の生活・労働・被爆

第4章 あれほど恐しい悲劇の瞬間に出会った人びと
日英十二年間の往復書簡
初めて平和式典に参列した外人捕虜
正月にとどいた一通の手紙
不思議なめぐり合わせ・『シティ・オブ・カンタベリー』号
生死にかかわるときに出会った人びと
あれほど恐しい悲劇の瞬間に…
思い出す、収容所の日本人たち
実現したブライヤー氏の来日
故田中軍曹の夫人のこと
セトル・長崎の手紙はつづく
貴国の人びとはほんとの悲劇に気づいている
捕虜収容所の解明に国際協力
三十三年の壁を越えた便り
原爆以後の「日蘭交渉史」
原爆に感謝する人も…
捕虜カードの発見と推定
オーストラリア軍将兵の消息
センチメンタル・ジャーニイ

第5章 被爆体験は、距離をこえ、時間をこえ
長崎の原爆報道
被爆した放送局・新聞社
NHK長崎放送局
最初の捕虜収容所についての報道
NBC長崎報送は
KTNテレビ長崎は
長崎新聞は
十四分所の報道がなされるまで
捕虜収容所を正面にすえた番組
番組製作過程
野呂邦暢氏の視点
敵も味方も殺す核兵器の意味を明らかにしたい
番組での野呂さんと田島さん
反響
「長崎証言の会」の足どり
捕虜収容所の復元とその思想
日比野研究室
渡辺千恵子さんの新住宅をつくる
光りきらめく新しい世界へ・千恵子さんの第二の人生
模型づくりにとりくむ立場と経過
一万個の「レンガ」を積んだ
君たちに伝えたいことがある

あとがき(井上俊治)
オマールの墓
阿波丸の留学生たち
監視下の留学
東京から広島へ
広島から東京へ
終焉の地で
あとがき(中山士朗)

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