図書目録ニホン ノ ゲンバク キロク資料番号:000017538

日本の原爆記録 6

サブタイトル
ヒロシマ日記 中国地方総監府誌 原爆被災記録
編著者名
家永 三郎 [ほか]編/蜂谷 道彦 [著]/中国地方総監府誌刊行会 [編]
出版者
日本図書センター
出版年月
1991年(平成3年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
409p
ISBN
4820570072
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/I21/6
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

ヒロシマ日記(蜂谷道彦)
地上最悪の日
からりと晴れた土用の朝
丸はだかで死の脱出
“私をおいて逃げてくれ”
全身三十三ケ所を縫合手術
廃墟と化した病院へ相つぐ重症患者
“お城が見えんのでびっくり”という勝谷さん
新しい特殊爆弾
焼け出されの兵隊、隔離病棟を建設
天佑神助もあるまい
焦土の中の病舎
哀れそそる盲馬の蹄の音
勝部君、生命は大丈夫と折紙
下痢患者続出
二階の焼跡へひとまず移転
窓越しに火葬の煙りを見る
水を求めて感激する青年将校
不審な出血斑症状
心配するな、佐伯の婆さん
看護婦長さん救出へ
衛生材料不足で外来診療中止の貼紙 大阪から乗岡先生一行来援
屍臭のない夜
ソ連参戦の報をきく
“日本特攻隊米本土を攻撃せり“
はじめて市中をめぐる
洞窟のような福屋百貨店
パンツ一枚で初の院長回診
国亡びて山河あり
“なに、原子爆弾!”とはね起きる
先生さん、早う参らせて下しゃんせえや
名物兵隊婆ばさんの死
爆心か、護国神社の鳥居異状なし
七十五年間住めぬというデマ
“僕らは死ぬんじゃから何もいりません”と息もたえだえの四人の中学生
また、“空襲警報!”のサイレン
明日正午の重大放送
とうとう敵の本土上陸か
玉音放送に興奮する病室
国亡びて山河あり
眠られぬ夜
断じて降伏せずの檄文ビラ
病床録作成を依頼
軍首脳部の非常識を嗤う
東京から守屋君の救援
患者に皮下溢血の小斑点
医局の焼け跡へ移る
窓外の列車風景
生きていた大倉夫人
秋夜の女子発狂患者
外傷がないのに容態急変
顕微鏡来着で白血球計算
熱血漢安原君白桃持参で見舞
頭髪脱落患者を発見
金歯の光る“膿の中の麗人”
恐怖は果てしなく
無用の長物だった軍用倉庫
被爆位置と白血球数
旧知磯野局長来任
突発的な脱毛症状
丈夫なものでも油断はできぬ
病室の人蝿
ピカの熱線による眼底の火傷
工兵隊から放出物資到来
不安な斑点の原因と予後
デマ一掃に参謀長張りの気合術
解剖見学で実体をつかむ
岡山医大救護班来る
玉川教授解剖室を急造
あの犬も原爆症
軍服、軍靴の配給に狂喜
長堂夫人のウソのような死
玉川先生解剖標本瓶を督促
はじめて顕微鏡をのぞく
血小板の減少と内臓の出血斑
長堂君の遺子託児所へ
雨の日曜日にひとり想う
菜っ葉を漁る野犬
都築博士の講演をきく
“金屏風のような原子雲”を語る
慢性原爆症患者
笹田君についで塩田君も退院
被爆者を距離別に記録調査
「原子爆弾と原子爆弾症」を執筆
はじめての点灯に婆ばさんと喜ぶ
貫名海家の額を惜しむ
慢性原爆症患者に一抹の不安
風雨の中を野風呂に入る
「敵の上陸近し」におびえる
御真影奉還顛末記
金では買えぬ野菜と魚
“町の鉱山”へ
敗戦駅前風景
あらしのあと
思い出の写真とどく
大石君の生々しい回想
窓なし病院に暴風雨襲来
お濠の蛙釣り
宮島へ往診
えり弁の小父さん泣く
米将校最初の来訪
四十九日の命日
家内、溝口君に伴われて帰省
悪性下痢になやむ
必勝不敗の信念
“私だったら国を訴える”
中国地方総監府誌 原爆被災記録(中国地方総監府誌刊行会)
序(灘尾弘吉)
刊行にあたって(武藤文雄)
開庁の経過
機構の概要
被爆の惨状
終戦以後(廃庁)
体験記と思い出の栞
父、大塚惟精の殉職(大塚駿)
あの日のこと(中野由美子)
総監府で被爆(福井数三)
運命と奇跡(池田秀雄)
辛うじて助かる(岡部史郎)
八月六日(原田貢)
被爆した父と総監府(原田敬二)
原子雲を望見(山口乾治)
炸裂下の服部副総監(高本達寿)
総監府と私(三郎丸義春)
鶴田副参事官の思い出(丸川敏明)
終生忘れ得ず(加賀正寿)
お日さまがわれた(山際節子)
県庁・総監府の追憶(竹内喜三郎)
編集後記(原田貢、小堺吉光)
解説 やがて形成されるであろう“ヒロシマ神話”の貴重な証言(中野孝次)
解題(黒古一夫)
付・職員録

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626