角川日本地名大辞典 別巻1
序章 日本の国号
「大和」と「日本」の国号
国号のいろいろ
第1章 律令体制の形成と展開
小国の分立から大和王権による統一
クニ 国造・県と県主
畿内と七道の編成
五畿七道 都城
国郡制の実施
国郡里制
国府・国庁と国司
郡家と郡司
古代官道と駅制
官道と駅
開発と警固
条里制
辺境
神と仏
神祇信仰
国家仏教
第2章 荘園の成立と地名
荘園と国衙
律令制郡の変動
郡郷制の改編
畿内および周辺の荘園と辺境の荘園
権門領の成立とその特色
荘園の地域的差異
第3章 武士団と中世村落
武士団と名字の地
武士と鎌倉御家人
武士団の地域拡散と名簿
武士団の移動
武士団の所領経営と武士団の変化
所領経営と地名
荘園公領制
武士の居館跡にまつわる地名
居館跡と地名
第4章 都市地名の発生と地域景観
都市地名の発生と変遷
中世都市の成立と都市地名鎚京都と鎌倉
中世後期から近世の城下町と港湾都市
都市地名の変遷
町場の地名と港の地名
守護所と府中
市・町・宿・門前町
浦・津・泊・渡
中世の旅と地名
旅と文芸
歌枕の系譜
第5章 大名領国の形成と地域の変容
戦国大名領の形成
戦国大名の成立
戦国大名領の特徴
役と地名
戦国大名家臣団ち名字の地
戦国大名と家臣団
城の構造と地名
戦国期の交通と城郭関係地名
郷村制の展開と地名
惣村の形成と小字名
中世後期の地名(小字名)
第6章 幕藩体制の確立と村々
近世国家の成立と地域
国郡制と領域支配
検地と石高
鎖国制
幕藩制支配と地域
御料と私領
広域支配と地域
近世の村落
近世村落の歴史的景観
第7章 近世の都市と交通
近世都市の形成と発展
近世の都市
近世都市と町割
交通網の整備と流通の拡大
交通網の整備と旅
第8章 近代国家と地方行政
廃藩置県から郡区町村制へ
地方制度と自治制の萌芽
三新法の時代
地方自治の進展
地方自治の進展
市町村
府県
郡
地方自治の進展と崩壊
地方自治の促進
地方自治の変革と促進
町村合併促進法
住居表示の実施
富国強兵と殖産興業
富国強兵
教育制度の変遷
神社制度
鉄道・道路網の発達
選挙区画の変遷
第9章 日本の自然と風土
国土の地域区分と開発
広域行政圏と地方ブロック
新しい高速幹線交通網の整備
日本列島の自然
日本列島の自然
第10章 地名主要資料解説
風土記
万葉集
六国史
国造本紀
京北条里班田図
縁起流記資財帳
日本霊異記
類聚国史
古今和歌集
倭名類聚抄(鈔)
延喜式
類聚三代格
日本紀略
大和国雑役免帳
今昔物語集
東大寺所領目録
朝野群載
本朝世紀
扶桑略記
宇佐神領大鏡
本簡
神名帳
吾妻鏡
大田文
図田帳
長講堂領目録
九条道家惣処分状
近衛所領役帳
大日本地名辞書
近世地誌目録
第11章 地名の研究
歴史学と地名
歴史地理学と地名
地理学と地名
民俗学と地名
地名と姓氏
地名の言語学
大和国地名用字考
与輪島からみる沖縄島の地名
付編、図表一覧あり